キャンベルタウン公園(鷺高第五公園)(越谷市)
野鳥の森とは違う「キャンベルタウン」
とても目立つツインタワーは時計台。手前に水遊び場が広がっています。裏手は逆川。 |
「キャンベルタウン公園」は、1984年4月11日に越谷市とオーストラリアのキャンベルタウン市(人口約15万人)が姉妹都市となったのを記念して、逆川沿いに整備された公園です。
正式には「鷺高第五公園」と言います。オープンは1986年でした。
近くに、キャンベルタウン市との姉妹都市提携10周年を記念して1995年にオープンした「キャンベルタウン野鳥の森」があるので、近隣の方以外にはちょっと紛らわしいですよね。
「キャンベルタウン野鳥の森」は正式には「大吉公園」といい、中の野鳥ゲージの部分を「キャンベルタウン野鳥の森」と呼ぶのだそうです。
これら二つの公園は、場所が近く名前も似通っていてわかりにくいので整理してみました。
「キャンベルタウン公園」の方が歴史もあって広いのに「キャンベルタウン野鳥の森」の方が知名度が高いので、越谷のキャンベルタウンといえば「野鳥の森」になってしまっているのがちょっと残念です。
広さは約1.74ha。しかも、駐車場がありません。
駐車場がない上、当サイトで掲載している公園ではかなり狭い部類に入るのですが、珍しいツイン時計台を備えた広大な水遊び場と特徴のある遊具をもっと知って欲しくて掲載しています。
公園のエントランス付近には、両市民の友情の証として大きな石造りの記念碑が設置され、ケヤキとユーカリが植えられていました。
ちなみに、キャンベルタウンにも「コシガヤ・パーク(Koshigaya Park)」があるそうです。
ツイン時計台の水遊び場(じゃぶじゃぶ池)
ツインタワーの前に広がる広大な水遊び場。円形の階段に水が流れ落ちています。 |
ツイン時計台の建つ水遊び場(じゃぶじゃぶ池)はとても立派です。
時計台の下の部分に割と深め(30cmくらい?)の四角い池と、その先のすり鉢状の階段下にある幅1mくらいの半円形水路で存分に水遊びができます。
階段の上から水が流れ落ちているのでそれがまた楽しい。キャンベルタウン公園 水遊び場(じゃぶじゃぶ池)
二つの時計台はオーストラリアをイメージして作られているそうです。
以前は、時計台から遊具方面に作られたコンクリート製の広い窪みにも水が張られて水遊びが可能だったのですが止めてしまっているようです。
2023年7月に訪問したときも水は張られていませんでした。
水遊び場としては超穴場ですよね。
今回訪問時も梅雨明け直後の猛暑の日曜日だったのに、遊んでいるお子さんは数えるほどしかいませんでした。
これだけの規模にしては本当にもったいないことです。
駐車場、作ってくれないかなぁ。
エアーズロックをイメージした遊具
チューブスライダーとすべり台がある遊具と、右奥にはブランコと幅広のすべり台。 |
遊具はオーストラリアのエアーズロックをイメージしているそうで、ゴツゴツした岩肌を再現しています。
写真の左手前に見えているすべり台が二つある大き目の遊具と、右の奥にブランコと幅広のすべり台があります。
どちらも岩の土台部分は中を通り抜けられるようになっています。
大きいほうのエアーズロック風遊具は、岩を模した内部からも登ることができ、頂上から滑り台とチューブスライダーで下に降ります。
岩を模した壁には登れるようにクライミングホールドが設置されています。
2015年に訪問したときは、岩を模した部分に穴が空いていたのですが、2023年に確認したところ、しっかりと修理されて問題なく遊べています。
この広さの公園にしては芝生広場も広めで樹木も繁っていてとても良い雰囲気の公園です。
しかし、駐車場がないので遠くから訪問できる公園ではありません。たまに路駐をみかけますが、いけませんね。
自転車圏内にお住まいの方が羨ましい。
アクセス他
- 駐車場
- ありません!! 近くにコインパーキングも確認できておりません。
- アクセス
- 電車:東武伊勢崎線「北越谷駅」東口下車 徒歩約12分 約950m