所沢航空記念公園(所沢市)

撮影日 2013.4.27

公園の概要

中央の園路。中央の奥に見える白い塔は「放送塔」です。

敷地内に「航空発祥記念館」「図書館」「彩翔亭(日本庭園・茶室)」などの独立した施設を擁する、埼玉県西部を代表する所沢航空記念公園は敷地総面積約50.2ha。公園のゾーニング&コンセプト、整備状態、広さ、利便性、ホスピタリティ、どれをとっても一級品のすばらしい公園です。

前身は明治44年に日本で初めて開設された飛行場「所沢飛行場」です。幾多の変遷を経て、終戦後米軍基地として接収されていた一部が昭和46年に返還され、「所沢航空記念公園」としてオープンしたのが昭和53年3月のことです。

その後、至近に西武線「所沢公園駅」が開設されたり、公園内に「航空記念発祥館」や「彩翔亭」がオープンして現在に至ります。

敷地内には、前述の施設のほかに、「野球場」「テニスコート(12面)」「野外ステージ」「放送塔」「茶園」「樹木林」「池(釣り禁止。かわせみがいました!)」「芝生広場(多数)」「売店(1ヶ所)」「バッテリーカー」「子ども広場」「小噴水」「運動広場」「運動場」「むさしの川(水遊びができる)」「休憩所(いくつか。記念館横には屋根付きあり、残念ながらベンチは無しだが)」など。

子どもの遊び場としては、水遊びができる「むさしの川」(2013年は4月10日から水が流されています)と、大型の複合遊具と木製のアスレチックが揃った「子ども広場」でしょうか。

野球場脇にあった売店が2013年4月25日に「カフェレストラン Palos(パロス)」としてリニューアルオープンしています。主なメニューはカレーライス(500円)ロコモコ(600円)肉巻きおにぎり(350円)ナポリタン(600円)焼きそば(400円)醤油ラーメン(500円)たぬきそば・うどん(400円)ホットコーヒー(250円)カフェラテ(300円)など。お弁当がなくても大丈夫そうですね。

飛行場跡地のわりに起伏に富んでいて、施設が盛りだくさんで鬱蒼とした雰囲気もあって子どもたちの冒険心をかき立ててくれます。本当にすばらしい公園です。

航空記念発祥館

航空発祥記念館前に展示してある輸送機「C-46」。近くに寄ると大迫力です。

中でも子供たちが大喜びなのが、「航空記念発祥館」の前に展示されている「C-46」という航空自衛隊の輸送機と、航空公園駅の真ん前にある「YS-11」という国産の旅客機(1997年まで現役)でしょう。この実物の飛行機二機が屋外に展示されているのです。

ぼくが行ったとき、「YS-11」の前で説明板を読んでいたら地元の人らしきおじさんがやってきて、「この飛行機はな、1997年まで現役で58,000回も飛んだんだ。64人乗りだから一回一万円くらいとして毎回一杯に運んだとしたら、500億円くらい稼いだことになるんだぞっ!」 だらしなくずり下がったズボンをたくし上げながら説明してくれました。恐るべし、所沢。

子供たちが喜ぶ話ばっかりなんだけど、更に大喜びなのが平成5年にオープンした「航空発祥記念館」でしょう。「C-46」輸送機が展示されている後ろ、ドーム型の建物が記念館です。

展示館1階には、本物の飛行機が8機?くらいとヘリコプターが3機?くらい展示されています。他に1階には、鳥の飛び方や飛行原理などを教えてくれるブース、プロペラやエンジンを展示してあるブース、実際にセスナ機の操縦席に座って操縦桿を触れるブースなどがあります。

航空発祥記念館内部。こんなにたくさんの飛行機やヘリコプターが展示してあります。

2階に上がると、ジャンボジェット機のフライトシュミレーターがあります。他に、管制塔、所沢飛行場の資料を紹介するブースなどがあります。

企画展も開催していて、2013年の訪問時には「特別展 日本の航空技術100年展・零戦展示」が行われていて、入場券にプラス500円で零戦を見ることができました。

展示室の他に、「大型映像館」と呼ばれる、超大型画面で見る映画館があります。映像によっては、ホントに飛んでいるような錯覚を起こさせるくらいの迫力ある映像です。これはジェットコースターに近い体験ができてしまうので、絶叫マシン苦手の方は遠慮した方が良いかも。

記念館内部には、「Flying Spirits(フライングスピリッツ)」という模型飛行機や飛行関連グッズの販売店と、パレスホテル大宮直営の「カフェレストラン ウィング」があります。いろんなメニューがありますが、ゴールデンウィークなどの繁忙期は中学生以上1,200円小学生600円未就学児300円のランチバイキングもやっています。

大型映像館は別で共通の割引券もありますから、そちらの方が安上がりです。大型映像館では一日に4回〜5回上映されます。発祥記念館オリジナルの「天までとどけ」という作品を見たことがあります。大迫力でした。

航空発祥記念館は写真を40枚近く掲載した別ページを設けています。そちらもご覧下さい。所沢航空発祥記念館

航空記念発祥館&大型映像館 概要と料金

航空発祥記念館 入館料   大人  小中学生
展示館 個人 500 100
団体(20名以上) 400 80
大型映像館 個人 600 250
団体(20名以上) 500 200
共通割引券 個人 800 300
団体(20名以上) 650 250
ファミリーパスポート 1年間有効・家族6名迄 4000円
65歳以上、及び小学校就学前の児童、障害者は無料
大型映像館 上映時間
一回目 10:20〜
二回目 12:40〜
三回目 14:20〜
四回目 16:00〜
1回約40分
開館時間
9:30〜 17:00
最終入館は16:30分まで
休館日
毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
12月の第3火曜日(施設点検のため)
12月29日〜31日・1月1日
11月14日(県民の日)は臨時開館。
付帯帯施設
貸し会議室、貸し研修室、レストラン、ミュージアムショップ

自転車とインラインスケート

西武線の「航空公園駅」近くに展示してあるYS-11。航空公園の玄関としてはこれ以上の出迎えはないかも。

なんとも立派な公園で、こんな公園の近くに住んでいる方はそれだけでひとつのステータスになるかもしれません。元飛行場という割りに適度に起伏があって散歩・散策 にはもってこい。芝生広場はあちこちに何箇所もあるから、お弁当を広げる場所にも困りません。

お弁当持参しなくても、園内に2ヶ所も売店がありますから、ラーメンや焼きソバ程度ならそこで食べられます。もちろん、「航空発祥記念館」のレストランでも。そうそう、「彩翔亭」で抹茶とお菓子のメニューもあるようです。

ただ、ちょっと怖いのが、あまりの広さのためか、自転車を飛ばしている方が多いんですね。公園内だからと安心しているとぶつかることもあるかも知れません。インラインスケーターも多いので、注意が必要です。

この公園には、自動車の入れないアスファルトの広い道路が何箇所もあるんです。だから、インラインスケーターの天国。「彩湖・道満グリーンパーク」にもたくさんのインラインスケーターがいましたが、この公園はもっともっとたくさんのスケーターが生息しているようです。特にスケート場があるわけではないですが。

インラインスケートについて、航空公園の管理事務所に問い合わせたところ、「道の中央や人通りの多い場所で利用者の方々に危険が及ぶと思われる場合」以外は滑走が可能とのことです。スケーターの方は注意してね。

駐車場は、有料を含めて全部で3ヶ所。すべて有料です。安いですけど。他に、隣接する「所沢市民文化センター」などの有料駐車場が2ヶ所あります。かなりきついと思いますが、どうかな。それからトイレが8ヶ所。記念館でも管理センターでもできますから。実質的には10箇所以上あります。テニスコート、野球場、運動場、野外ステージ、茶室は有料です。

有料施設の概要&利用料金

  テニスコート 運動場 野外ステージ ドッグラン
クレー
(2面)
人工芝
(10面)
開設期間 通年 通年(早朝は5月〜9月の日祭日) 4/1〜9/30 通年
開設時間 8:30〜16:30(日祭日6:30〜) 6:00〜17:00 8:30〜21:00 7:00〜19:00
(6月1日〜9月30日は
 6:00〜19:00)
休業日 毎週月曜日(休日の時翌日) 12/31・1/1 他
(運動場のみ、春休み中、月曜開園)
料金 一般 900
(1面2時間)
900 2,000/4時間(8:30〜12:30
又は13:00〜17:00)
4,500/1時間

(入場料を徴収する
場合は別料金
要問い合わせ)
無料
(決まり事を
いろいろ遵守)
決まり事
学生 450
(1面2時間)
450 1,000/4時間(8:30〜12:30
又は13:00〜17:00)
夜間
照明
200円/30分 県外/6,750円
備考 県外の方は5割増 

いずれの施設も、埼玉県営公園 施設予約サービスから予約が可能です。

※野球場は所沢市営。4,000人収容、使用料は一般・大学生(3,000円/2時間)小学生以上(1,500円/2時間)他。野球場の予約サイト

※茶室の利用料金は部屋や時間帯によって様々ですが、半日で2,500円〜6,300円程度、1日で5,000円〜18,900円程度です。その他、一般客に420円(10:00〜16:00)で呈茶サービスをやっています。

所沢航空記念公園 園内案内図

所沢航空記念公園 園内案内図

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