武蔵野うどん あらい|グリーンセンター(川口市)

最終更新日 2023.5.23 撮影日 2023.5.12

本格的な極太武蔵野うどん

グリーンセンター 武蔵野うどん あらい
グリーンセンター 武蔵野うどん あらい 外観
グリーンセンター 武蔵野うどん あらい 店内
うどん店の手前にある土産店。

「武蔵野うどん あらい」は、川口市が誇る大公園「グリーンセンター」の中にある飲食店です。

ですので、規定の入場料(大学生以上310円、小中高校生100円)を支払わないと訪問できません。

「グリーンセンター」オープン当初からさまざまな飲食施設が営業を続けている入口右手の建物の1階に、2021年10月1日にオープンしました。

以前は広い建物内すべてをレストランスペースにしていたのですが、うどん店は奥のみで手前半分(1/3?)は地元物産販売店(土産店)になっています。

当店を経営しているのは、戦後間もないころから川口市内で味噌や酒等の醸造品を卸している「株式会社アライ」さん。

現在は酒類問屋、角打ち、川口ブルワリー(クラフトビール製造販売)等手広くご商売なさっています。

グリーンセンター奥の金属製アスレチック「夢ふうせん」前にある売店もこちらが手がけていらっしゃるそうです。

メニュー

グリーンセンター 武蔵野うどん あらい メニュー
メニュー。

ちょっと前まで大盛は無料だったみたいですが、2023年5月現在は別料金になっています。

目を引くのは「すったて」ですね。それと味噌のソフトクリーム。味噌ソフトは「グリーンセンター限定」だそうです。

豚肉は加須の「香り豚」を使用し、小麦は埼玉県産の「絹」という品種。

あまり聞いたことのない小麦ですが、茹でても延びにくく、絹のようになめらかな肌ともっちりした食感が特徴だそうです。

武蔵野うどん あらい 営業案内

営業時間
平日 11:30〜14:00
土日祝日 11:30〜15:00
休業
毎週火曜日(グリーンセンターの休業日と同じ)
席数
4人掛けテーブル×9卓 36席
2人掛けテーブル×4卓 8席
カウンター 3席
背もたれ無しベンチソファ 7席
オープンテラス 6テーブル×3席程度 18席程度
営業態勢により変動の可能性があります
個室
なし
禁煙・喫煙
全席禁煙
駐車場
あり(グリーンセンター利用 無料)
その他
オープンテラスあり
フードコート形式
個室なし
予約不可
子ども可
paypay使えます
埼玉川口土産販売店 営業時間
10:00〜17:00

いただいたお料理

グリーンセンター 武蔵野うどん あらい 剛直なうどん
剛直なうどん。

いただいたのは、「肉汁うどん 並 920円」と「きのこ汁うどん 並 800円」と黒ラベル、ソフトクリームの「味噌 400円」と「ミックス 400円」です。

「すったて」にしようかしばらく悩みましたが、初めてなのでまあ肉汁一択ですね。

フードコート形式なので、カウンターで注文し、出来上がったら鳴るブザーを渡されました。ブザーが鳴ったら取りに行って、食べ終わったら自分で片付けます。

うどんはご覧の通り、極太でこれぞ武蔵野うどんというビジュアルです。テカり具合と捩れ具合が痺れます。

全粒粉ではないそうですがちょっとグレーっぽいですね。よく見ると蕎麦で言うところの「ホシ」のような黒い点も見えます。これも武蔵野うどんっぽい。

ツヤツヤ光りながらも肌に小さな凹凸があって汁をしっかりと持ち上げてくれそうです。

閉店してしまいましたが、川越にあった武蔵野うどんの名店「田舎打ち 麺蔵」を思い出す剛直なうどんです。

そんな武蔵野うどんをブルンブルンと持ち上げて口に運んでガシっと噛み込みました。うわっ、、硬い。弾力とはちょっと違うかも。でも、すぐに慣れて美味しい美味しい。

ほんのりとした塩味に小麦が香るうどんは極上の武蔵野うどんでした。因みに手打ちではありません。

グリーンセンター 武蔵野うどん あらい きのこ汁
きのこ汁。
グリーンセンター 武蔵野うどん あらい 肉汁
肉汁。

醤油強めでダシちょっと薄めに感じた汁もまあまあ美味しかった。

ただ、香り豚は良いのですが、使っているのは小間切れですね。若干の臭味を感じました。あまり良くない脂の匂いというか。捩れて肉同士が張り付いて見た目もあまり良くないかも知れません。

バラ肉を使うと一層美味しくなるのに……。このお値段ならバラ肉を使って欲しいかも。せっかくの香り豚があまり美味しく感じられなかったのが残念でした。

いっそ「香り豚」じゃないスーパーで売ってる豚バラ肉を使った方が……とか、余計なことを考えてしまいました。

きのこ汁はエノキが主体。こちらの方がダシの甘みを強く感じました。

グリーンセンター 武蔵野うどん あらい トレイ
サーブされたトレイ。
グリーンセンター 武蔵野うどん あらい 味噌ソフトクリーム
味噌ソフトクリーム。

1万食販売したという「味噌ソフト」です。

味噌はアライさん自家製で販売もしている「川口御成道味噌」です

この自家製味噌を使った「味噌ソフトクリーム」はグリーンセンター限定販売。ちょっと茶色がかった色あいです。写真では解りにくいかな。

上の写真が「味噌」で下のカップが「ミックス」です。

ミックスは味噌とミルクなのですが、こちらも色あいの違いがわかりにくいですね。実際食べたときもわかりにくかったのでどうしようもありません。写真のウデが悪いか…ww。

同行したカミさんが一口食べて「味噌の味なんてしないじゃない!」と言いましたが、味噌の味なんてするわけないでしょww。

味噌そのものの味がしたら商品になるわけない。

思い出すのは、キッコーマンの工場見学に行ったときに食べた「醤油ソフトクリーム」です。

「醤油ソフト」と同じく「味噌ソフト」も醸造の課程でできる「もろみ」を利用しているのでしょう。

コクがあってとても美味しいのですが、どんな味か言葉にするのはとても難しい。

カミさんと一致したのは「コーヒーに近いかも」ということ。コーヒーでもストレートではなくミルクを注ぎ込んだラテに近い感じがしました。コクの深いラテ。

その味をより確かに感じられるのは「味噌」よりも「ミックス」かも知れません。

グリーンセンターに行かれたら、ここだけのソフトクリームを是非味わってみてください。

カップとコーンが選べます。

グリーンセンター 武蔵野うどん あらい 味噌ソフト ミックス
味噌とミルクのミックス

店内のようす

グリーンセンター 武蔵野うどん あらい 土産店
右手奥がうどん店です。
グリーンセンター 武蔵野うどん あらい 土産店
土産店。
グリーンセンター 武蔵野うどん あらい 店内
手前が土産店。
グリーンセンター 武蔵野うどん あらい 店内
奥が土産店。
グリーンセンター 武蔵野うどん あらい 注文カウンター
注文カウンター。
横には天ぷら各種とわかめごはんおにぎり。
paypay使えます。
グリーンセンター 武蔵野うどん あらい
大温室側から。

グリーンセンター 園内地図

川口市立グリーンセンター 園内地図
川口市立グリーンセンター 園内地図

こんな記事も読まれています