羊山公園(秩父市) 武甲山資料館

撮影日 2011.4.30

武甲山のすべて

武甲山資料館 全景。総工費は建物だけで6300万円。

武甲山資料館は下の案内図の右側の高台にあります。昭和54年に関係企業三社の寄付によって完成しました。資料によれば総工費は1億500万円。展示物だけでも4200万円もかかった資料館です。

秩父山地のおいたちから、武甲山の地形と地質、武甲山の動植物、秩父の気象等を展示しています。石灰岩の採掘で無残に変形してしまった武甲山を未来に残すための施設でしょうか。このまま採掘が続けばいつか無くなってしまうとも言われていますね。

武甲山資料館の展示室は、ほぼ正方形の部屋が一室あるのみです。入口から入るとまず案内VTRがあり、左手から「秩父産地のおいたち」「石灰岩の利用と分布」「武甲山の植物」「武甲山周辺に生息する動物」とブースが時計回りに並んで、中央に「武甲山の地形と地質」が展示されています。

寄付した企業が現場に置いた「石灰岩の利用と分布」の広報施設といった趣です。でも、勉強にはなります。

入口すぐの案内VTR。 入口左手の展示スペース。
資料館ほぼ全景。中央に武甲山のレプリカがあります。これらの製作に4200万円かかったとか。
武甲山に生息する動物たち。ツキノワグマもいるんですね。
イノシシと鹿。 猿もいます。
武甲山の植物の様子。 植物の化石。
中央にある武甲山のレプリカ。

羊山公園 園内案内図(2019年版)

羊山公園 おさんぽマップ
羊山公園 園内案内図 2019年版

武甲山資料館 概要

開館時間
9:00〜16:00
休館日
毎週火曜日(祝日は除く)、12/29〜1/3)
入館料
大人200円・小中学生100円(25人以上の団体はそれぞれ半額)
開館年月日
昭和54年11月1日
総工費
資料によれば1億500万円(建築6300万円、展示4200万円) 秩父太平洋セメント、三菱マテリアル、武甲鉱業の寄付
構造・規模
鉄筋コンクリート造 平屋建、敷地面積1,000平方メートル、建築面積403.2平方メートル

羊山公園 アクセス・駐車場ほか

開園時間
8:00〜17:00
入園料(7分咲き以上の通常時)
300円(団体20名以上250円)
臨時駐車場(例年4月中旬頃よりGWあたりまで)
普通車・軽自動車500円、バイク200円、大型バス3,000円、マイクロバス2,000円 
普段もたくさんあります
電 車
秩父鉄道「御花畑駅」または西武秩父線「西武秩父駅」「横瀬駅」から、徒歩15分〜20分
タクシー
「御花畑駅」は小さいので、タクシーはありません。「横瀬駅」と「西武秩父」ならタクシー可能。
クルマ
練馬ICより約1時間50分(寄居バイパス利用)

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