騎西総合公園(加須市)
- 公園の紹介
- あじさい
藤と紫陽花
体育館から四阿へ向う園路を橋を渡って右へいった場所のあじさいです。 |
「騎西総合公園」は藤の花と紫陽花で知られた加須市(旧騎西町)にある公園です。
総敷地面積は約5.5ha。
メイン施設はスポーツジムや大きなアリーナ等のある「騎西総合体育館(ふじアリーナ)」、サッカー場が2面とれる「多目的広場)」です。
その他、芝生広場、釣りのできる東の池と橋を挟んで「ふじアリーナ」側の西の池、東屋、藤のパーゴラなどです。
フィールドアスレチックのような子どもの遊び場はありません。
6月になると当公園と周辺を舞台に「あじさいまつり」が行われるのですが、約10,000株あると言われる紫陽花はこちらだけでなく、藤の花で有名な「玉敷公園」から当公園を経て騎西城に至る全行程2km近い道路に植えられています。
あじさいの時期になるとさながら「紫陽花の道」となります。
「騎西総合公園」内でも芝生広場付近等に赤や白の紫陽花があります。それほど数は多くないかな。
遊歩道のあじさいは背が低く白一色なのが特徴的ですが、なにか理由があるのでしょうか? 統一感はあります。
「ふじとあじさいの道」は下記に掲載した写真の通り。
おまつり期間中のメイン会場は「玉敷公園」ですので、おまつり気分を味わいたい方はそちらが良いですね。
秋になると「騎西銀杏祭(きさいいちょうさい)」の舞台にもなります。2020年と2021年はコロナ禍で中止となりましたが、2022年は11月6日に盛大に執り行われました。
騎西総合公園 藤とあじさいの道
公園内の看板です。玉敷公園から当公園を経て騎西城へ向います。 |
散歩散策にはちょうどいい
ふじアリーナ真ん前の池に突き出たデッキと池。デッキはとても大きい。2022年。 |
花の話題が先になってしまいましたが、騎西総合公園で一番の施設はふじアリーナと呼ばれる「騎西総合体育館」です。埼玉県内でも有数の設備を誇る体育館だそうです。
バレーコートが4面もとれるメインアリーナ、サブアリーナ、柔剣道の利用にも対応できる多目的室、トレーニング室などがあるすばらしい体育施設です。
体育館と駐車場を囲むように池があって、たくさんの人が釣りを楽しんでいます。
特に、ふじアリーナ真ん前の池には大きな木製デッキが突き出ていてとても雰囲気が良い。
ぼくが訪問したときは、ここからルアーを投げている釣り人がいたのですがルアーはOKなのかな? バスがいるのでしょうか? 駐車場の横手の池では普通の餌釣りだったのでフナなのでしょうか。
芝生広場はふじアリーナ正面の池の反対側です。若干傾斜があるおもしろい芝生広場です。
公園の真ん中を道路が走っているので、小さいお子さん連れは注意が必要です。
ふじアリーナ側にはその道路を渡るトンネルがあるので利用すると良いでしょう。トンネルの向こう側も気持ち良いエリアです。
トンネルの向こう側
中央右に見えているのが二つの池を結ぶ屋根の付いた橋。2022年。 |
ふじアリーナ角の赤レンガのトンネルをくぐると中央に緑地があり、その左右に2ヶ所に池があります。こちらも釣りOK。
左右に池を見ながら樹木が茂る園路を歩くと四阿のような木製の建物が見えてきます。これは四阿ではなく、二つの池を結ぶ屋根の付いた橋なのです。珍しいですよね。
更に進むと公園の南西側の出入り口に当たります。
こちらの側も池が大半を占めていてそれほど広くはありませんが、鬱蒼とした里山の雰囲気が味わえる気持ちの良い場所になっています。
遠くから訪問して一日楽しめる公園ではないかも知れません。
でも、水辺、デッキ、トンネル、四阿、芝生広場と揃っていて適度な起伏もある公園なので、散策して鬱蒼とした木陰でのんびりするにはちょうど良い公園だと思います。
しだれ柳が気持ち良いです。
因みに、な話題ですが、2021年秋に放送されたTBSのドラマ「最愛」でこちらの公園が映ってびっくりしました。
物語の鍵といえる登場人物の父親の遺体が発見された公園でした。池の中に警察がじゃぶじゃぶ入ってました。
利用案内
- 駐車場
- 2ヶ所 合計約250台(無料)
- アクセス
- クルマ:東北自動車道加須ICから西方面へ約10q 約25分
- 電車:東武伊勢崎線「加須駅」南口下車 徒歩約30分 約2.6km
- バス1:東武伊勢崎線加須駅南口から朝日バス 鴻巣駅行きまたは鴻巣免許センター行き「福祉センター」下車徒歩10分
- バス2:JR高崎線鴻巣駅東口から朝日バス 加須駅行きまたは福祉センター行き「福祉センター」下車徒歩10分
- 電車:東武伊勢崎線「加須駅」南口下車 徒歩約30分 約2.6km