川里中央公園(鴻巣市) 満開の桜
西側エリアの桜
川里中央公園を桜の名所と紹介しているメディアやサイトは見たことがありません。ネットを漁っても川里中央公園の桜はなかなか見つけられません。
しかし、川里中央公園はとても立派な桜の名所です。しかも、あまり知られていない。穴場中の穴場かもしれません。
桜の木が集中して植えられているのは東側です。特に密集している場所はテニスコートと多目的広場の手前で「川里農業研修センター」の正面玄関前にある芝生広場です。
それほどの面積はありませんが、周囲にグルリと桜が植えられていて見晴らしが良く、実に気持ちの良い桜の広場になっています。しだれ桜も2本あります。
西側は駐車場脇の「ドッグラン」のあたりに勇壮な桜が数本植えられています。桜の集中具合も本数も東側に譲ると思いますが、1本1本の枝振りは東側広場では味わえない凄味があります。
駐車場の奥にドカンと鎮座している感じは、まさに「川里中央公園」東側の王様と言った風情がありました。枝が目の前まで垂れ下がってすさまじい枝振りです。
どちらも花見客がほとんどいません。近くにある「埼玉県種苗センター」の桜並木は有名で時期になると馬鹿でかい長玉の放列が並ぶのですが、こちらは静かなものです。
まずは西側ドッグラン脇の桜からご覧いただきます。これでもかと枝が張った勇壮な桜の実物をご想像いただけるでしょうか?
東側エリアの桜
前段に掲載した西側エリアの桜はたったの4枚しか掲載していませんが、東側エリアの桜は8枚も掲載してしまいました。でも、実際には3倍以上撮影しています。
東側の桜があるのは前段にも書きましたが、テニスコートのを右手に見た「川里農業研修センター」の正面手前のトイレのある広場です。すぐ先は「川里多目的広場A」とあるあたりでそんなに広くはありませんが、開けた芝生広場になっています。
その小さな芝生広場をぐるりと囲むようにビッシリと桜が植えられています。桜以外の樹木はほんの数本しかないので、奥行きのある立体的な桜を楽しむことができます。
川里中央公園の桜はソメイヨシノだと思います。ソメイヨシノは病気に弱く、実際にいくつかの埼玉の桜の名所では原因不明の病気が蔓延しているようです。内部から虫に食われて気がついたときはすでに遅く、倒木の危険があるので次々と切り倒している公園すらあります。
川里中央公園東側の桜の幹は見るとまだそれほど太くはありません。樹齢も比較的若そうです。これからも、おかしな病気に冒されることなく順調に育って更に勇壮な桜に育ってほしいものです。
中央に1本と少し脇に1本、秩父から贈られた「しだれ桜」がありました。すでに見頃は過ぎて散り落ちていましたが。
中央に立っているのが秩父から贈られた「しだれ桜」です。 |
アクセスほか
- 電車
- JR高崎線「鴻巣駅」下車 4.1km 徒歩約50分
- クルマ
- 関越加須ICから約14km 約25分
- 農道からのアクセス道路もありますが農道なので道が狭いです。公園北側の「埼玉県種苗センター」方面からの方が道路が広いので安全かもです
- バス
- 鴻巣駅東口または北鴻巣駅より鴻巣市コミュニティーバス『フラワー号』「川里循環コース(右回り)おより(左回り)」に乗車、「川里農業研修センターバス停」下車(本数が極端に少ないですが、研修センターでイベント開催時は増便されます)
- 「川里農業研修センター」まで行くバスは極端に少ないので「ふるさと館 バス停」下車 約1.2km 徒歩約15分。こちらは右回り左回りとも1日に10本程度はあります。
- 駐車場
- 約160台(西公園2ヶ所約90台、東公園約70台)
- 東公園に隣接する「川里農業研修センター」の約80台も利用可
- イベント時は東公園の道路正面にある空き地が臨時駐車場になると思われます。(未確認)
- 東公園に隣接する「川里農業研修センター」の約80台も利用可