古代蓮の里(行田市)

撮影日 2009.7.4

真夏に賑わう公園

古代蓮の里 入り口と奥に展望タワー
蓮の時期でも入場料は必要ありません。500円の駐車料金が入場料と思ってください。

「さきたま古墳公園」を菖蒲方面に戻って、埼玉交差点を左折、すぐに埼玉(東)交差点がありますから、ここを左折してしばらく走ると右手に「古代蓮の里」が広がります。125号から入っても遠くありません。

歴史の浅い公園なので、樹木がまだちょっと低めですね。オープン当初から知っていますが、実は、これでもかなり大きくなったのです。桜の木も大きくなっていますし。あと10年もすれば鬱蒼とした公園になるのでしょう。もちろん、今でも充分に日陰は確保できますが。

蓮の花は夏に満開を迎えます。ただ、見頃は早朝からで、うだるような午後は帰る時間なので問題無いかな。そのあたりは考えられていて、「古代蓮の里」には大きな屋根付きのレストハウスが2棟も用意されています。でも、レストハウスあたりの地面はコンクリートなんですよねぇ……。

他には「牡丹園」、桜(まだ低木)が植えられている「お花見広場」、「水生植物園」、「白鳥の池」、高低差のあるローラーすべり台のある「冒険遊び場」、蓮の花の展示館である「古代蓮会館」、地上50mの「展望タワー」などがあります。「釣堀」もありますね。でも、「古代蓮の里」の「釣堀」はあまり釣り師がいらっしゃいません。釣れないのかな。

南側の大きな駐車場がある入り口から入るとすぐに小高い丘が目に付きます。これは「見晴らしの丘」と呼ばれていて、登れば園内を一望することができます。公園全体を回ると、意外と起伏があるので結構しんどいですよ。総敷地面積約14haの「古代蓮の里」にはほかにもいろいろな施設があります。

1,400年〜3,000年前のタネが自然発芽

古代蓮の池には、木道が通されていて、隅々まで見学することができます。この日は、見物客がたくさんいらっしゃっていました。

しかし、最大の呼び物は名前の通り、1,400年〜3,000年前の「古代蓮」(最近は「行田蓮」で定着を狙っているようです)です。

「古代蓮の里」にある蓮は昭和46年にゴミ焼却場建設中、土中から出土した種子が自然発芽したものだそうです。このゴミ焼却場脇には自然のままの自生地がありますが、こちらには移植しました。それが、今や10万株にまで増えたとか。

古代蓮だけでなく、「古代蓮の里」には世界中から集められた多種多様な蓮が、全部で40種類約2万株も植えられています。蓮の種類によってバラツキがありますが、6月下旬から8月上旬頃には美しい蓮の花を見ることができます。世界の蓮は南側の駐車場近くです。

「最盛期に一度行ってみたいですね。できれば暑い日は避けて。一面の蓮の花を見ながらおにぎりにぱくつくなんていいですよね。」などと以前の記事に書いていましたが、2009年7月4日、とうとう実現させることができました。

美しい行田蓮(古代蓮)

古代蓮の里 行田蓮
所沢航空記念公園(古代蓮)は、とても大きい。大人の手のひらよりも大きいかも知れません。

まず、古代蓮(行田蓮)の大きさにビックリです。大人の手のひらより大きいかもしれません。色はピンク。ピンクが花びらの付け根に向かって白くグラデーションします。淡く美しく幻想的です。満開まではちょっと早かったようですが、美しい古代蓮を堪能いたしました。

それにしても、中高年が多かったですねぇ。若い方の姿はほとんど見かけなかった。その上、男性はほぼ全員がカメラ持参です。中には三脚や一脚を立てて蓮の花を狙っていた方ももいらっしゃいました。良い写真は撮れたかな。

木道が通された池は一面が蓮の花です。満開の蓮の花は黄泉の国に迷い込んだような気分にさせてしまうかも。まあ、蓮の花は中高年の花かもしれません(笑) 仏教を彷彿とさせますし。

蓮の花の開花時間も若い人が簡単に来られない原因かもしれません。蓮の花は朝の7時に咲き始めて、9時には開ききります。午後になるとしぼんでしまいますから、早起きが必要です。早起きが当たり前の中高年にピッタリではあります。

注意点としては、できれば雨が続いた後は避けた方が良さそうです。点在する池は調整池にもなっていて、雨量によっては水位が上がって芝生や四阿まで水浸しになるみたいですから。

高低差のある赤いローラーすべり台

古代蓮の里 赤いローラーすべり台
こちらのローラーすべり台は、小学校低学年くらいまでなら充分に楽しめそうです。乗りたかった。

子連れは、「冒険遊び場」直行ですね。こちらのローラーすべり台はそこそこに高低差があってとっても楽しそうです。大きな木製の遊具は、小学校低学年くらいまでなら存分に楽しめそうです。アスレチックの下には、小さい子向けの機関車型遊具も揃っています。その横にはママパパジジババが休む四阿まで完備。言うことありませんね。

水遊びも安全にできそうです。「見晴らしの丘」のそばに、キレイな流れがあります。底も浅いし、流れも早くないので、安全に水遊びができそうです。でも、目を離さないでくださいね。小さい子は1cmの深さでも溺れますから。

芝生の広場は広くて手入れが行き届いています。ここなら少しくらい転んでもケガの心配は少なそうです。見晴らしの丘あたりだけでなく、奥に行くとまた別の芝生広場がありますので、探してみてください。蓮の時期を外せば、きっとその広場を独り占めできることでしょう。

北側の駐車場(普段は閉まっていて、6月中旬〜8月中旬だけ開場)の近くで、「ホタルの生息地」と書かれた看板を見つけました。もちろん、養殖して育てているのでしょうけど、本当にホタルが居そうなくらい水がきれいで、流れに生えている植物もむかし田舎で見たような感じでした。期待できそうですね。

古代蓮会館と展望タワー

古代蓮の里 展望タワー
展望タワー。手前の低い建物が古代蓮会館です。展望タワーは蓮の花をイメージしてデザインされたようです。たぶん、花が終わった後のレンコンですね。

「古代蓮の里」の「展望タワー」は2001年の4月に完成しました。「古代蓮会館」の奥にあるので、「展望タワー」だけの利用はできません。エレベーターに乗ること33秒で、50mの高さからさえぎる物のない360度の景色を楽しむことができます。周囲は田んぼばっかりですが。

天気が良い日には、筑波山はもとより、富士山や八ヶ岳や那須から秩父の山々まで一望できることはできます。しかし、蓮の時期は薄ぼんやりと霞んで見える程度です。冬場の空気が澄んでいるときならかなり期待できそうですが、他はあまり期待しない方が良さそうです。

「展望タワー」では冬場に大きなイベントが2回あります。まず、12月には「10万石の夜景」と題したクリスマスイベント。写真が貼ってありましたが、思ったよりキレイな夜景ですね。イルミネーションもキレイです。

それと元旦には、「タワーから初日の出」を見るイベント。条件が揃えば、最高の新年を迎えることができそうです。「展望タワー」には100円で見られる望遠鏡と、200円のテレビ望遠鏡がありました。

売店は常設です。オススメは行田名物ではありませんが、お隣の羽生名物の「いがまんじゅう」。是非、一度ご賞味ください。

「古代蓮会館」の入場料は高校生以上が400円、小・中学生が200円です。中には「展望タワー」のほかに展示施設と休憩所があります。展示施設では行田の自然と古代蓮を紹介しています。

見るものは少ないかも知れませんが、それなりに見せる工夫のあとが見られます。入るとお姉さんが案内してくれますよ。それにしても、400円とはちょっと高いかな。

売店では行田の特産品などのほかにも、おにぎりやお稲荷さんなども売っています。売店のお隣はうどん屋さんです。もりうどん−350円、肉汁うどん-450円、期間限定きざみうどん-500円など。

それと、毎年6月15日〜8月15日(蓮の開花状況によって変動あり)は駐車場が有料です。気になる駐車料金は500円。観光地料金ですねぇ。

古代蓮の里 園内地図

有料施設の概要と料金など

通常期 蓮の開花時期(6月中旬〜8月中旬)
営業時間 休業日 営業時間 休業日
公園 終日 なし 終日 なし
古代蓮会館 9:00〜16:30
(受付は16:00まで)
月曜日(祝日は営業)
祝日の翌日
(土日の場合は営業)
年末年始
7:00〜16:00
売  店 9:00〜16:00 7:00〜16:00
うどん店 11:00〜14:00 7:00〜不定
注意事項
営業時間および休業日は変更になる場合があります。
イベント
1月1日・・・迎春企画「タワーから初日の出」
4月22日・・・グランドオープン記念日「古代蓮会館無料開放」
12月・・・クリスマス「10万石の夜景」開館時間延長

アクセスと駐車場など

駐車場料金(6月中旬〜8月中旬の蓮開花期間のみ)
普通車・・・500円
バス・・・1,500円
クルマ
東北道 羽生I.Cから約25分、加須・栗橋I.Cから約30分
電車
JR高崎線「行田駅」から市内循環バス(西循環コース左まわり)
秩父鉄道「行田市駅」から、市内循環バス(西循環コース右まわり、東循環コース左・右まわり)
市内循環バスは毎日運行 料金:1回 100円
蓮の開花時期は、JR高崎線「行田駅」からシャトルバスを運行

最後に。自転車が借りられるようになりました。無料の上、時間制限無し。しかも、レンタルできる「観光案内所」「忍城址」の「行田市郷土博物館」「はにわの館」「古代蓮の里」(蓮の時期のみ)の四箇所のうち、どこで借りてどこに返却しても良いそうです。ただし、子ども用はありませんので、ご注意を。

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