ぐんまこどもの国(金山総合公園)(群馬県太田市)

最終更新日 2019.8.15 撮影日 2019.8.10他

公園の紹介

「ぐんまこどもの国」入り口。右手に見える薄緑のドームが「児童館」です。ドームはプラネタリウムでしょう。左手の赤い三角屋根はトイレ。右にサービスセンターがあります。

太田市のシンボル、標高235.8mの金山(かなやま)には、1469年に築城され関東七名城のひとつに数えられた戦国時代の山城「金山城」がありました。

1590年ころには廃城されてしまいましたが、金山山頂付近には土塁や堀切、石垣などの跡が今も残り、城趾の一部は国の史跡に指定され、周辺はアスレチックやキャンプ場などが整備された金山自然公園として親しまれています。

夜景の絶景ポイントとしても知られているようですね。

「ぐんまこどもの国」はその金山の西側の谷と山麓に、国際児童年(1979年、昭和54年)を記念して建設された広さ約18.7haの群馬県立公園です。

正式には「金山総合公園」と呼ぶようですが、「こどもの国」とのニックネームに恥じない、ホントに子どもの遊び場がギッシリ詰まった立派な公園で、一日じゃ遊びきれないほどの施設でいっぱいです。

公園と児童館という理想のカップリングが稀に見る理想的な子供の遊び空間を作りだしています。

遊び場いろいろ

主な施設。太字は有料です。入場料は無料なんですけど
「サイクル広場」(サイクル・モノレール、サイクル電車、おもしろ自転車、かわり種自転車、トライアル自転車
「エントランス広場」(からくり時計、サービスセンター)
「わんぱく広場」(じゃぶじゃぶ池、噴水、流れ、芝生広場)
「幼児広場」(ようじ広場、かくれんぼの丘、砂場、)
「ダイナミック広場」(パノラマチェア、サマーボブスレー、冒険のとりで、芝生広場、遊具多数、ふわふわドーム)
「イベント広場」(野外ステージ、レストハウス(食事ができます))
「湿性植物園」(湿地、人工池、木道)
「ふれあい工房」(木工と陶芸の体験学習、芝生広場)
「くつろぎ広場」(公園最奥の休憩所)
「野鳥の森」(野鳥観察小屋)
「ぐんまこどもの国 児童会館」(サイエンスワンダーランド、ハイビジョンシアター、図書室、ビデオライブラリー、スペースシアター(プラネタリウム)、クラフトルーム、パソコンルーム、プレイルーム、多目的ホール、ビューラウンジ)

などなど…。これだけの施設が原生林に囲まれて詰まっています。

2019年8月、ずいぶん久しぶりに訪問して、どれもしっかりと管理維持されていることを確認しました。パノラマチェアだけ、点検中で体験できませんでしたが。

ぐんまこどもの国 案内図
ぐんまこどもの国 案内図 拡大

わんぱく広場、ダイナミック広場

ダイナミック広場の斜面にある「冒険とりで」。斜面に作られた大迫力の複合遊具です。

就園前の子どもたちから年中さんくらいまでは、まず「わんぱく広場」の「幼児広場」ですね。ブランコや小さめの複合遊具などが並んでいます。

それから「かくれんぼの丘」。いくつもの丘を縦横につなぐトンネルです。かくれんぼじゃありません。小さいお子さんなら、親は子どもを追っかけて鬼ごっこをしなくちゃなりません。

「わんぱく広場」にはほかに、夏場になるとキレイな水が流されて水遊びができる「じゃぶじゃぶ池」と「噴水池」があります。噴水の池から吹き上がった水が、100mくらい流れてじゃぶじゃぶ池に注ぎ込みます。ここでは安全に水遊びができます。

「ダイナミック広場」は「ふわふわドーム」や木製のフィールドアスレチックがたくさん並んでいます。対象年齢は6歳〜12歳とありました。

中でも一番のオススメは「冒険のとりで」でしょうか。「冒険のとりで」は斜面に作られた超大型の複合遊具です。

遊具の登り口は1ヶ所ですが、斜面を登ることもできます。かなり急なので注意してくださいね。降り口は長いローラー滑り台と短めのすべり台の2本。途中に吊り橋あり、渡り廊下あり、ハシゴありの大冒険です。

「ダイナミック広場」には遊具がたくさんあります。「槻の森公園」や「倉松公園」「与野公園」にある、立体くもの巣がここにもありました。しっかりとメンテナンスされているので安心して子どもたちを遊ばせることができます。

パノラマチェア&サマーボブスレー

パノラマチェアとサマーボブスレー。右がチェア。乗って上に行き左のコースを下りてきます。

サマーボブスレー。

これは、どの年齢の子どもでも大喜び間違い無しでしょう。

子どもだけじゃなく大人だって楽しめてしまいます。だって、山の斜面に作られたステンレスのコースを、橇に乗って一気に500mも滑り降りるんですよ。楽しくないはずがありません。小学校二年生までは親が同乗しないと滑れませんが、それ以上はひとりでもOKです。

パノラマチェアと呼ばれる椅子に座ってゆっくりと山頂付近まで運ばれて一気に500m滑り降ります。

ボブスレーにはちゃんとブレーキがついていますから安全なはずなのですが、随分昔に子どもと乗ったときはすぐ後に降りてきているはずのウチの長男がなかなか来なくて心配してしまいました。スピードを出しすぎてコースから飛び出したんじゃないかとか。降り口の係りのおばちゃんが心配してコースを登っていったほど。

でも、ブレーキのかけ具合が難しくてノロノロ降りてきただけでした。彼はおもしろくなかったとぼやくことしきり。コースはふたつあるのでもう一回乗せてあげようと思ったのですが、パノラマチェアが鈍くてかったるいので止めました。懐かしい思い出です。

もちろん、パノラマチェアで降りることもできます。

サイクル広場

サイクル広場にある「サイクル電車」昔懐かしいレトロな遊具で郷愁を誘います。その割に豪華です。

「サイクル広場」は入口の左手に広がる足こぎの自転車で遊ぶ遊園地です。

2019年8月、久しぶりに伺ってしっかり整備されて変わらず営業していることを確認しました。

広場内にある遊び場は「サイクル電車」「サイクルモノレール」「おもしろ自転車」「バッテリーカー」の4施設。

サイクルモノレールは以前「大崎公園」にあったものと同じで、高さ2m〜3mくらいのところに作られたレールを足こぎで進む遊具です。「サイクル電車」は2本のレールを足こぎで進むボックス型の自転車のようなもの。

どちらも大規模で、特にモノレールは危険でもあるので大崎公園はじめ撤去するところが大半な中、しっかりとメンテナンスされて営業されていました。ちょっと感動的ですらあります。

レストハウス

レストハウスの内部。天井が高くゆったりとしています。軽食を買うときは外のスタンドで。

疲れたら「わんぱく広場」のお隣にある「レストハウス」で休みましょう。

レストハウスの入口前には軽食を販売している場所もあるので、お弁当を持参しなくても困りません。ただし、レストハウスの外なのでラーメン丼等を持って移動しなくちゃなりません。ドアの開け閉め等面倒といえば面倒かもしれません。

それと食券を買って窓口に出したあと、レストハウスの中で休んでいると出来上がって呼ばれたとき聞こえないのがちょっと困ります。

フードコートでよく見かけるブーブーと振動して知らせるブザーがあったら便利かもしれません。

適温の時期なら、レストハウスの外に並んでいるベンチで食べることもできますが、ぼくらが訪問したような猛暑や寒いときは無理です。

軽食スタンドのメニューは「ラーメン 450円」「チャーシューメン 550円」「かけ(うどん・そば) 300円」「ビーフカレー 500円」「たこ焼き 350円」他。

食券を買って窓口に出して、出来上がったら自分で取りに行って、食べ終わったら食器を出すフードコートスタイルです。

気候が良ければすぐ隣にある芝生広場で食べることも可能かも知れません。

ただ、芝生広場は傾斜があるのでボール遊び等注意してくださいね。

児童館にも楽しい施設がいっぱい

「ぐんまこどもの国 児童会館」には本物の自動車が展示されています。太田市といえばスバル。本物の自動車に乗ってハンドルを持って遊べます。

「児童館」の呼び物は、ハイビジョンシアターとスーペースシアター(プラネタリウム)でしょうか。

ハイビジョンシアターは110インチの大画面で迫力の映像が楽しめます。椅子に付属の端末で実写とCGを組み合わせたゲームを楽しめるとか。

スペースシアターでは、直径18mの大ドームのスクリーンに、四季の星座を織り込んだ物語が展開するプラネタリウムと、迫力満点の全天周映画を常時上映しているそうです。

ほかにも、科学遊びの装置が並んだサイエンスワンダーランドなど、遊び場はたくさんあります。

ぼくらは公園で手一杯で、せっかくのスペースシアターとハイビジョンシアターを見る余裕がありませんでした。それだけでなくいろいろと施設が整っています。しかし、公園と児童館の組み合わせはいいですね。

広い公園は奥が深いよ

木工と陶芸の体験学習ができる「ふれあい工房」

大半の訪問者が、入り口から入って右手奥の「ダイナミック広場」や左手奥の「わんぱく広場」の芝生でおべんとうを広げます。

木陰もたくさんありますが、奥に行っても「かくれんぼの丘」くらいまででしょう。

でも、その奥の谷あいに延々と「自然ふれあいゾーン」と呼ばれる公園が広がっています。いかにも深そうな池がふたつと池の間に「ふれあい工房」。更に奥には、「野鳥の森」があって、野鳥を観察できるそうです。

ここまで来る人はほとんどいないので、とても静か。池では釣りをしている人もいましたが、柵で池辺へ降りられないようにしていますから、釣りは禁止でしょう。

トイレは八箇所。駐車場は650台収容だそうですが、ゴールデンウィークなどはアクセス道路に長い行列ができています。

売店は「レストハウス」と「児童館」の二階と児童館手前のサービスセンターにあります。お菓子類は「レストハウス」の売店にはありません。

一日遊んでも遊び足りない公園でした。

ふれあい工房 利用案内(木工・陶芸体験教室)

休館日
毎週月曜日・火曜日・金曜日(祝日の場合は開館(月曜日・火曜日 祝日の場合は翌日休館)
年末年始(12/29〜1/3)
開館時間
9:30〜17:00
受付および講習時間
午前:受付(9:30〜10:30)、講習(10:30〜12:00)
午後:受付(13:00〜13:30)、講習(13:30〜15:00
自然ふれあいゾーンの案内

有料施設の案内 (2019年8月現在)

   単位 料金 利用時間
おとな こども
サイクルモノレール 一周(290m) 200円 100円 3月〜10月
9:30〜17:00
(券売は16:25まで)

11月〜2月
9:30〜16:35
(券売は16:00まで)
サイクル電車 一周(250m) 200円 100円
おもしろ自転車 30分 200円 100円
かわり種自転車 30分 200円 100円
バッテリーカー 1回(2分間) 100円
パノラマチェア 片道(15分間) 200円 100円
サマーボブスレー 一回(500m) 300円 200円
野外ステージ 一日(8:30〜17:00) 6,420円 8:30〜17:00
午前(8:30〜12:00) 2,650円
午後(12:00〜17:00) 3,770円
ふれあい工房 半日体験と各種講習会 材料費等実費相当額 9:00〜17:00
講習会は16:00で終了
プラネタリウム 一回 300円 無料 平日1回、土日祝日2回
注意事項
「こども」とは4歳以上中学生以下。3歳以下は無料。
自転車は身長120cm未満は不可。
パノラマチェア・サマーボブスレーは小学校3年生以上可。
パノラマチェア・サマーボブスレーは、土日祝日及び春夏休み等学校が休みの時のみ営業。非運航日に団体利用も可能。
プラネタリウムと全天周映画は小学生以下は無料です。ただし、保護者同伴に限る。
券売機で「のりもの券」(1枚100円)を買う必要がある。
スペースシアター午前中は、学校などの団体利用の時間があります。一般は11:00ころからの利用です。詳細は「ぐんまこどものくに 児童会館」のサイトへ。

利用案内

電車
東武桐生線「三枚橋駅」下車、約1.6km(徒歩約20分)
東武伊勢崎線「太田駅」下車。約5.0km、タクシーで約10分
バス
ありません
クルマ
北関東道「太田強戸スマートI.C」より約6km 約10分
北関東道「太田桐生I.C」より約8km 約15分
北関東道「太田藪塚I.C」より約11km 約20分
駐車場
650台
開館時間(児童館)
9:30〜17:00
入館料(児童館)
無料
休館日(児童館)
毎週月曜日(祝日、県民の日のあたる場合は翌火曜日)

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