越谷梅林公園・北越谷元荒川堤(越谷市)
- 公園の紹介
- 北越谷元荒川堤(桜並木)
- 梅まつり
こんな施設があるよ
白梅が300本!
紅梅が8分、白梅が5分程度の咲き具合でした。なんで白梅ばっかりなんでしょうね? |
旧4号線「元荒川橋」の南東側で、宮内庁の埼玉鴨場に隣接したこじんまりとした公園です。
周辺は元々桃の栽培がとても盛んだったそうです。しかし、1955年ころから桃に代わって梅が栽培されるようになり、更に宅地開発が進んで果樹園はかなり減ってしまいました。
現在公園となっている土地にも宅地開発が持ち上がりましたが、梅の名所を残したいという越谷市が買収して1988年に梅林公園として開園させたのだそうです(下に掲載した看板に書いてありました)。
梅林公園というくらいですから、こちらの主役は梅。それも大半が白梅です。全部で300本もあるらしい。白梅を集めたのは理由があるのでしょうか。
紅梅は右の写真に収めたくらいしかありません。
毎年3月上旬の梅が満開を迎えるころに「梅まつり」が開催されています。しかし、ここのところのコロナ禍のため中止が続いています。
芝生広場も結構広いです。 |
2022年は3月5日(土)と6日(日)の予定でしたが、中止となってしまいました。これで3年連続中止です。来年こそは開催したいですね。
駐車場は20台分くらいしかありません。梅まつりの頃は公園脇の河川敷を駐車場として開放していますが、それでも周囲は大混雑になります。
以前は、開催時は近くの大袋東小学校の校庭を駐車場として開放したこともあったと記憶していますが、現在は行っていません。「北越谷駅」から無料のシャトルバスがいいですね。
公園自体は約2.56haほど。梅林のほかに、芝生広場、多目的広場、生垣広場、ゲートボール場、などが点在しています。
元荒川沿いの河川敷を、左手に宮内庁埼玉鴨場を見ながら北越谷駅方面に5分も歩けば元荒川桜堤です。鴨場がどのように運営されているのかわかりませんが、当然立ち入り禁止です。
あれだけの広い敷地を解放すれば立派な公園になるのにもったいないですね。
歴史と謂れを記した看板
謂れを記した看板 |
こどもの遊び場
児童広場と呼ばれる遊具が並んだ広場には、今や珍しくなった丸太製もあります。 縦長の広場で奥に砂場とシーソーも。 |
小規模ですがこどもの遊び場もあります。
駐車場の右手に進むと四阿があって、その先のちょっと高くなったエリアが遊具が並んだ児童広場です。
画像のような木製の小型複合遊具(アスレチック)が1基のほかは、ブランコ、鉄棒、砂場、シーソー。
高さの違う3本の鉄棒、あまり見たことがない4つ並んだブランコ、木製の馬?が鼻を突き合わせるシーソー。どれも古めかしい遊具ですが、しっかりと整備されています。
児童広場は縦50メートルくらい横12メートルちょっとくらいの細長い形をしています。
元荒川側に木製の小型複合遊具があってブランコ等が並んでいます。子どもたちが遊べるスペースも十分あります。
元荒川桜堤は桜の名所
元荒川土手の桜並木。北越谷第五公園から文教大学の橋の中間あたりです。 |
途中の河川敷も広くお弁当を広げたり、バーベキューをやる家族もちらほら。
それくらい梅林公園から続く元荒川の河原は格好の遊び場です。
このあたりの河川敷でバーベキューをやる家族が多いので、近くのしらこばと運動公園内にバーベキュー広場を作ったのだとか。ゴミは持ち帰りましょうね。
梅林公園だけなら普通の小さめの公園ですから、梅の季節以外は遠くから訪問する意味は少ないかもしれません。
ですので、大雑把ですが、河川敷から桜並木から埼玉鴨場の隣の北越谷第五公園まで含めたエリアということにさせてください。
北越谷駅の裏手に広がる元荒川桜堤は、埼玉県でも有数の桜の名所です。
具体的には、埼玉鴨場の梅林公園とは反対側に隣接した北越谷第五公園あたりから大沢橋鉄橋際まで、約2kmにわたって400本近い桜が植えられ、土手の両岸を彩っています。
元荒川の護岸工事と道路建設のために伐採される運命だったと聞いていますが、反対運動のおかげで生き延びているみたいですね。
北越谷第五公園は、とても珍しいアーチェリー場があります。
ここらあたりは単なる河川敷ですから、当然駐車場なんてありません。最盛期は路上駐車で身動き取れないほどです。電車で来ましょうね。
越谷梅林公園 案内図
越谷梅林公園 案内図(2000年に現地の看板撮影したもの) 赤く「現在地」とある左手は「私有地、立入禁止」とあったのですが、 いつからか黒マジックの二重線で消されていたので、こちらも加工しました。 この私有地は、梅の時期だけでなく通常時も解放されているようです。 |
施設概要
- アクセス
- 東武伊勢崎線「北越谷駅」西口下車 徒歩約20分
- 駐車場
- 20台程度(無料)