こちらは、梅の名所、観梅スポット、梅まつりなど、梅が美しい埼玉県と周辺の公園を並べています。
梅以外の花が美しい公園は専用のページを設けてあるのでそちらをご覧ください。
ロウバイが美しい、桜が美しい、バラが美しい、花菖蒲(あやめ)が美しい、あじさいが美しい、蓮、睡蓮(スイレン)が美しい、芝桜・彼岸花・水仙・花桃・桜草・つつじ・コスモス・ネモフィラなどの花が美しい
- 大宮第二公園(さいたま市大宮区)
白梅、赤梅、しだれ梅、野梅など、全部で約520本の梅林は時期になると多くの人で賑わいます。見頃は2月中旬から3月中旬。梅林は駐車場の横手。国道16号とは正反対の側です。あじさいの木を包み込むように梅が植えられています。
全部で44品種あり、紅梅約150本、白梅350本、枝垂れ梅約20本の合計約520本の梅が植えられています。まず紅梅から見頃を迎え、後に白梅が咲くイメージです。
近年は「梅まつり」のメインイベントとして「大陶器市」を開催していて、そっち目当ての方も多数いらっしゃいます。
「大宮第二公園 梅まつり」
- 大宮公園(さいたま市大宮区)
大宮公園の梅といえば第二公園が有名ですし、こちらの大宮公園といえば桜で知られているので、梅が話題にのぼることは多くありませんが、時計塔が立つ園路交差点から氷川神社へ向かう園路の両側に梅が植えられています。目算で紅梅が10本〜20本くらい、白梅が50本くらいではないかと思います。
「大宮公園 満開の梅林」
- 大宮花の丘農林公苑(さいたま市西区)
公園の名前の通り、季節ごとにたくさんの花々が見られることが特徴の公園です。
梅の木は公園の北側の円形花壇の東側にあります。直径65メートルくらいの円形で中心には向かって葉っぱのようなティアドロップ型の園路が通された園路です。紅梅と白梅が順番に並んだとてもバランスの良い梅林です。全部で70本くらいはあるかもしれません。
「大宮花の丘農林公苑 見頃の梅林」
- グリーンセンター(川口市)
ミニ鉄道の発着駅の横手に約5,600平方メートルもの敷地に40品種約160本の梅が植樹されている梅林があります。こちらも梅林は西向きの傾斜地で、梅林を縫うように園路が通されていて、頂上付近には展望デッキもあります。傾斜地といっても急こう配はありません。毎年2月中旬には「春を呼ぶ梅まつり」が開催されています。
「グリーンセンター 梅林」
- 越谷梅林公園・北越谷元荒川堤(越谷市)
梅の時期は2月中旬から3月中旬くらいで、「梅まつり」が開催されています。こちらはその名も「梅林公園」というくらいで、観梅の名所として埼玉県全土に知れ渡っています。(たぶん)
梅林公園には全部含めて、約40品種300本の梅があります。どちらかというと白梅が多い印象です。埼玉県東部地域で一番の観梅スポットだと思います。きれい。
「越谷梅林公園 梅まつり」
- 花田苑(花田第六公園)(越谷市)
園内に桜が52本(ソメイヨシノ21本、しだれ桜9本、大島桜10本、八重桜12本)、梅52本、あじさい90本の他、一年中あらゆる花々が途切れることなく咲き続けます。
梅の木は、長屋門から入った正面の丘と、茶室と能楽堂の間にある丘の2ヶ所に植えられています。紅梅と白梅の咲く時期は違う場合が多いのですが、当園は紅梅と白梅がほぼ同時に見ごろを迎えていました。
「花田苑・こしがや能楽堂 52本の梅」
- さきたま古墳公園(行田市)
移築された古民家周辺にはたくさんの梅の木があります。正確な本数や品種はわかりませんが、掲載した画像の通り大半が白梅です。移築古民家の前に並び、さらに古民家から「鉄砲山古墳」「薬用植物園」方面への園路にもずらりと並んでいます。
もう一ヶ所、駐車場から丸墓山古墳に向かう園路の左側にも梅が植えられています。こちらは白梅が20本くらいと紅梅が数本程度です。
「さきたま古墳公園 梅の花」
- 古代蓮の里(行田市)
名前の通り、数千年前の種が自然発芽した古代蓮で知られる公園ですが、「古代蓮会館」の裏手付近に200本植樹された梅が大きくなってきました。毎年「梅まつり」が開催されています。「古代蓮の里」を「観梅の名所」と紹介しているメディアは2019年の時点で皆無ですが、200本もの梅がある公園は埼玉では限られているので、いずれ名所と呼ばれることになると思います。
「古代蓮の里 見頃を迎えた梅林」
- 水城公園(行田市)
道路を挟んで東側の奥の方に梅の木が並んで咲いています。白梅が20本くらい、紅梅が数本程度です。名所というほどではないかもしれませんが、このくらいでも十分に観梅を楽しむことができます。
「水城公園 梅林」
- 権現堂公園 3号公園(幸手市)
「権現堂公園 3号公園」は、桜や彼岸花、あじさい、水仙等の花々でとても有名な「権現堂公園 4号公園」から中川に架かる「外野橋」を渡った先に2015年3月23日にオープンしました。背が高く枝が張った梅が、白梅のみですが目算で50本〜100本くらいあります。整備された園路に幾重にも並んだ梅の木は迫力があります。3号公園の展望台から特徴的な「外野橋」をバックに眺める権現堂公園の白梅林は、梅を見に来るお客さんも増えて早春の新しい名所になりつつあります。
「権現堂公園 3号公園 満開の白梅林」
- 国営武蔵丘陵森林公園(滑川町)
「南口」から近い花木園には、ソメイヨシノを中心に桜が約500本、梅が約600本植えられています。春のお花見は「南口」です。
南口から入ってすぐに右へ。坂を上ってしばらく歩くと桜の咲くエリアです。そこを超えて更に歩くと、ちょっと開けた場所にあたります。梅林はその先です。南を向いた斜面一面に植えられています。
「国営武蔵丘陵森林公園 満開の梅林」
- あけぼの山農業公園・あけぼの公園(千葉県柏市)
二月下旬から3月中旬には美しく梅が花を咲かせます。
- 清水公園(千葉県野田市)
桜とつつじだけでなく梅もかなり美しい。毎年2月中旬から3月上旬にかけて「梅まつり」が開催されるほどです。梅林で緑茶や甘味などをいただくのも風情があります。
清水公園の梅林は特徴的な赤い門(慈光山金乗院の仁王門)を右手に見ながら左に走る道路沿いに奥に進んだ先にあります。フィールドアスレチックがある池の道路側の崖の上と書いて解る方にはわかるでしょうか。有名な「しだれ桜」がある場所と書いた方が解りやすいかも知れません。中央に獣道みたいな園路があって、両側に梅が並んでいます。清水公園全体では100本くらいの梅があるそうですが、このエリアだけでどれくらいでしょう。90本くらいはあるかも。毎年2月中旬から3月上旬にかけて「梅まつり」も開催されています。
「清水公園 梅の木(梅まつり)」
- 古河公方公園(古河総合公園)(茨城県古河市)
桃の花で有名ですが梅林もあります。梅林は民家園の近くにあったのですが、実は2012年の梅の時期からしばらくしてウイルス感染が確認され、すべて伐採を余儀なくされました。ウイルスが完全に消えるまで植栽もできず、その後の寂しい期間数年を経て、ようやく同じ場所に紅梅、白加賀、南高、豊後の4種合わせて18本の若木が植えられたのが2018年の1月だったそうです。その後、発育不良もあり、数本が植え替えられ、2020年現在は目算で紅梅が8本、白梅が20本くらいはあるように見えました。関係者の皆様のご苦労が偲ばれます。元気に育つことを祈っています。
「古河公方公園 御所の梅林」
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