グリーンセンター(川口市)
こんな施設があるよ
日本の都市公園100選
八角形の大温室。温室で植物を愛でるなんて、年寄りじみていますか? ガーデニングに興味のある方は必見です。 |
「日本の都市公園100選」に選ばれている「川口市立グリーンセンター」がオープンしたのは昭和42年11月1日でした。
入場料は大人300円、4歳〜中学生・高校生100円です。2019年10月の消費税増税後も基本の入場料は値上げしていません。団体と年間パスポートの大人料金がそれぞれ10円と20円上がったのみです。
ちなみに、当サイトで紹介している公園で「日本の都市公園100選」に選出されているのは「国営武蔵丘陵森林公園」「大宮公園」と「さきたま古墳公園」。少ないですね。
グリーンセンターは名前の通り、緑がいっぱいの公園です。「花壇広場」横の大パーゴラの前に四季の花々を販売するお店もあります。
園内植物は案内板によれば、173科、736属、1,844種。椿やランなどの園芸品種は3,064種もあるそうです。
特に、梅、ぼたん、つつじ、花菖蒲、椿、山茶花、桜は、それぞれが、それぞれが独立したぼたん園や花菖蒲園などを形成しているほど広い敷地に密集しています。「グリーンセンター 満開の桜」 「グリーンセンター バラ園」 「グリーンセンター 花菖蒲園」 「グリーンセンター あじさい」
ほかに木蓮、はなみずき、マロニエ、藤、あじさい、金木犀、福寿草、ラッパスイセン、菊、などが一年を通して咲いています。温室にはカトレア、ブーゲンビリア、熱帯スイレンなどが一年中。樹木ではケヤキが一番多いそうです。大人はこのエリアで静かな時間を楽しむことができますね。「グリーンセンター 梅林」
花壇広場と滝・大噴水。ここだけでもかなりの広さがあります。右手後ろ方面に大温室。 |
「花壇広場」脇の特徴的な八角形の建物は大温室です。花時計のある入り口から入るとちょっと大きさの違うふたつの温室が連なっていて、中は亜熱帯の異世界です。冬場は良いのですけどね。
大温室は別ページ「グリーンセンター 大温室」をご覧いただけると分かりやすいかも知れません。
15.8haという広大なグリーンセンターは、子どもの遊び場や展望すべり台、さくらの広場などがある「わんぱく広場」と、前述の緑が豊富な園芸のゾーンに分かれています。
グリーンセンター全体から見れば、「わんぱく広場」はそれほど広くはありませんが充分な広さがあります。
プールはグリーンセンターからはちょっと離れていますが、一応公園内ということになっています。最寄りは第三駐車場。グリーンセンター近くの第一駐車場からでも歩いて5分くらいです。
街中なので食べ物には困りません。それに園内にはレストラン(ちょっと高いかも)もあるし、奥に行けば大型遊具の揃った「夢ふうせん」の前あたりでおにぎりを売ってたりします。お弁当持ってかなくても大丈夫かも。サイトの趣旨からは外れちゃいますが。
大噴水とミニSL
ミニ鉄道。このトンネルは始発駅からすぐにあって、わくわくトンネルと名付けられています。これも楽しい。 |
園芸ゾーンには、原生林のような雑木林、広々とした芝生広場、つつじ山、滝・大噴水、花壇広場、ロックガーデン、白鳥の池などがあります。「グリーンセンター つつじ山」
地形は起伏に富んでいるし、樹木は鬱蒼としているし、都会の普段の生活では絶対に味わえない空間があります。
このエリア最大の見物は滝・大噴水でしょう。この踊り湧き上がる噴水は運転時間が決められいて、10:00、11:00、12:00、13:00、14:00の一日4回だそうです。それぞれ30分間です。
しかし子連れは「わんぱく広場」直行ですね。正門から行くとトンネルをくぐって公園の最奥、東門方向になります。
ここでの子供たちの最大のごちそうは常設の「ミニ鉄道」でしょうか。
ただし、これは別料金(210円)が必要。園内の奥にあるさくら広場までを一周するコースで総距離600mもあります。
ダイヤは15分おきですがちょっと並べばすぐに乗れるし、GW等の繁忙期には3編成の車輌がダイヤ無視でフル稼働するので大丈夫です。
ミニ鉄道については別ページを用意しました。「グリーンセンター ミニ鉄道」をご覧いただくと分かりやすいかも知れません。
夢ふうせんと名付けられた大型遊具の広場
夢ふうせんの遊具は、本当に楽しそうです。塗り直されてキレイになっています。 |
2005年4月に「わんぱく広場」が改装バージョンアップし、更に2019年3月には再びリニューアルしています。
以前は老朽化したフィールドアスレチックがポツンポツンとあって、坂にコンクリートと縄をアレンジした遊具があっただけだったのものが、大きな鉄骨製遊具が並ぶわんぱく広場「夢ふうせん」と名付けられた金属製の大型遊具の広場になりました。
蛇行するスカイロープの「レールウェイ」、これもまた蛇行する35mの「ローラー滑り台」、川口のキューポラをイメージした「キューポラタワー」から降りる全長23mの滑り台、迷路のような大きなメインの遊具など、子供の冒険心をくすぐる遊具がたくさん揃っています。
「夢ふうせん」の遊具は、写真を見ていただければわかりますが、白を基調にしたパステルカラーの品が良い色合いで仕掛けもそこそこ大がかりで楽しそうです。年代としては、小学校の中学年くらいまででしょうか。
大型遊具の広場「夢ふうせん」については別ページを用意しました。「グリーンセンター 夢ふうせん(大型遊具)」をご覧いただくと分かりやすいかも知れません。
ほかにも遊び場がいっぱい
さくら広場。右の塔が展望すべり台です。靴下を履かないと利用させてもらえません。 |
「わんぱく広場」には正体不明の塔があります。
実はこれが高さが35mもある展望滑り台なのです。渦巻いて滑り降りてくるスリル満点のすべり台。遠目だと全く正体不明で異様ですよね。
このすべり台は、靴下を履かないとすべることができません。靴下を履いていない人は係りのおじさんにダメ出しをされます。アクリルのような材質なので火傷をしてしまうのですね。「展望すべり台」の営業時間は10:.00〜15:50。下で靴を脱いで、靴下で上まで上がって滑り降ります。
展望すべり台については別ページを用意しました。「グリーンセンター 展望すべり台」をご覧ください。
「わんぱく広場」の片隅には以前は100円で動くでっかい象と恐竜があって、絶好の撮影ポイントだったのですが、撤去されて似たような100円で動く乗り物に変わりました。 よくデパートの屋上や、スーパー併設の遊び場にあるような遊具です。4基くらい並んでいます。それとブランコ。
「流水プール」は公園の中にはありません。正門を進んで第二産業道路を左折してすぐです。
プールに最寄りの駐車場は、第三駐車場です。プール目当ての方はこちらに駐車した方がいいですね。
グリーンセンターから流水プールまでは歩いて5分くらいなので、どこでも問題ありませんが。流水プールと幼児プールがあって、冬場はスケート場に変身します。別ページ「グリーンセンター 流水プール」
ほかに鳥の小動物園バードセンター(別ページ「グリーンセンター バードセンター」) や、7月にホタルが見られるホタルの里などがあります。
一日遊んでも遊び足りない公園です。
仲間由紀恵「TRICK」のロケ地
結婚式場「シャトー赤柴」。この芝生広場に大和田伸也が、あの大げさな大舞台演技で倒れ込んだ。 |
テレビ朝日系のテレビドラマ、仲間由紀恵と阿部寛主演の「TRICK」のロケが、『大集会堂「シャトー赤柴」』でかなり大々的に行われたことがあります。
2005年11月13日夜9時に放送され(ちなみに視聴率は24.7%だった)、2006年6月4日に再放送された2時間のスペシャルドラマでした。タイトルは「トリック 新作スペシャル(1)」です。
建物全体を使って撮影されていたので見たことのない内部を見ることができました。
結婚式場としても使われているそうですがあれを見ると納得ですね。玄関の裏側にある芝生広場では、建物から出てきた大和田伸也演じる大学教授が大仰に倒れていました。
特徴的な建物なので見ればすぐにわかるのですが、エンドロールにちゃんと「川口市グリーンセンター」と掲載されていました。
ちなみに「TRICK」は、当サイトで紹介している「水海道あすなろの里」でもロケが行われています。
グリーンセンター 園内地図
川口市立グリーンセンター 園内地図 |
アクセス・駐車場など
- 地下鉄南北線直通埼玉高速鉄道線
- 「新井宿駅」1番出口下車 グリーンセンター東門 徒歩約10分(約800m)
- バス
- JR川口駅 東口7番 「戸塚安行駅行き」乗車 「グリーンセンターバス停」下車 すぐ(正門)
- JR川口駅 東口7番 「東川口駅行き」乗車 「グリーンセンターバス停」下車 すぐ(正門)
- JR川口駅 東口8番 「新井宿駅経由市立医療センター行き」乗車 「医療センターバス停」下車 すぐ(東門)
- JR蕨駅 東口1番 「新井宿駅経由市立医療センター行き」乗車 「医療センターバス停」下車 すぐ(東門)
- JR東川口駅 南口1番 「川口駅行き」乗車 「グリーンセンターバス停」下車 すぐ(正門)
- JR赤羽駅 東口6番 「新井宿駅経由市立医療センター行き」 「医療センターバス停」下車 すぐ(東門)
- JR川口駅 東口7番 「東川口駅行き」乗車 「グリーンセンターバス停」下車 すぐ(正門)
- 駐車場(無料)
- 3カ所 合計630台
- プールの時期は満車で駐車するのに一苦労します
- 満車の場合は、お隣の「医療センター」にも駐車場がありますが、有料です
- プールの時期は満車で駐車するのに一苦労します
施設の概要&料金表(2021年4月現在)
- 入場料
- 一般310円 4歳から高校生100円(団体(30名以上)それぞれ、230円、70円)(障害者割引あり)
- 年間パスポート 大人1,070円
- 持込不可のもの
- 動物類(盲導犬・介助犬を除く)
- 自転車・スポーツ用具類(幼児用おもちゃを除く)
- 火器類(園内での煮炊きは禁止)
- ペットの犬を同伴しようとした来場客が入口で押し問答をしているのを何度も見たことがあります。ご注意ください。
- 自転車・スポーツ用具類(幼児用おもちゃを除く)
- 開園時間
- 9:00〜17:00(入園16:00まで)
- 休園日
- 毎週火曜日、祝日の翌日、12月25日〜翌年1月4日が休園
- 滝・大噴水の運転時間(無料)
- 7月、8月、12月、1月、2月は1と3の運転。
- 1、10:00〜10:30
- 2、12:00〜12:30
- 3、14:00〜14:30
- 天候等により運転を中止する場合がある。
- 1、10:00〜10:30
- ミニ鉄道
- 2歳以上一回220円(回数券530円)
- 運行時間【2月〜11月】10:00〜16:00【12月・1月】10:00〜15:00
- 展望すべり台
- 10:00〜15:50
- 無料
- 5歳以上(5歳未満は18歳以上の保護者同伴要)
- 必ず靴下着用
- 半袖の場合は肘カバーサポーター着用(貸出あり)
- 無料
- プール
- 一般540円、高校生320円、4歳以上中学生以下100円(障害者割引あり)。、コインロッカー50円
- 営業 7月と8月
- 営業時間 9:00〜17:00
- 営業 7月と8月
- アイススケート
- 一般550円、高校生330円、4歳以上中学生以下220円(障害者は半額程度)。貸し靴400円
- 営業 12月中旬〜翌2月末
- 休場 毎週火曜日(2月23日除く)と年末年始(12月29日〜1月1日の3日間)及び2月24日、荒天リンクコンディション悪等で休場あり
- 営業時間 9:00〜16:00
- コインロッカー 有料
- 営業 12月中旬〜翌2月末