埼玉スタジアム2002公園(さいたま市緑区) スタジアムツアー(2015年)
レストプラザから出発
埼玉スタジアムの正面です。レストプラザは左側に。 |
埼玉スタジアム2002のスタジアムツアーはレストプラザに集合します。所要時間は1時間ちょっと。
以前はレストプラザで食事ができたのですが、2017年現在は営業していません。軽食の自動販売機はあるので利用は可能ですが。ツアーはレストプラザ右奥のカウンターで申し込みます。カウンター付近はグッズのショップになっていて、サッカー日本代表や埼玉スタジアムや浦和レッズ等のグッズの購入が可能です。
この日は夏休みの特別ツアーでした。特別ということで普段は入れない貴賓室やビューボックス、テレビ局等の実況席も見ることができました。
料金は通常中学生以上600円、小学生300円ですが、この日は特別だったので700円でした。
写真は全部で39枚です。
夏休みだったのですでに行列ができていました。 |
レストプラザ内にあるグッズショップでツアーを申し込みます。 |
バッジをつけて、さあ出発! |
ラウンジから更衣室へ
直下の写真はレストプラザの横の建物側入り口から出たところです。この写真の右手に選手たちの入り口があります。スタジアムツアーは奥左手に進んでいきます。
まず最初に訪れるのが選手たちが家族とくつろげる「ラウンジ」です。ホームチーム用とアウェイチーム用とあって、壁一枚で隔てられてるだけだそうです。結構声が響くんだとか。
続いてロッカールームは選手やスタッフが試合前や後にいるところです。戦術ボードが見えますよね。レッズの映画を見た方はご存じと思いますが(見なくても知っていると思いますがww)、この場所で大きな円陣を組んで気合いを入れたり、ハーフタイムに監督からカミナリが落ちたりします。
レストプラザを出たところに埼玉スタジアムのエントランス。 左に進みます。 |
まずは試合前に選手が寛ぐラウンジ。 試合当日、選手の家族はここまで入って良いのだそうです。 アウェイチームと薄い壁一枚で隣合わせです。 |
Jリーグを見たことある方にはお馴染みのフェアプレイフラッグ。 選手のサイン、わかります?? |
更衣室。床が赤いのはレッズだからではなくて、 闘争心をかき立てる色だからだそうです。 ロッカーにはレッズ歴代のユニフォームが。 |
更衣室のお隣にあるマッサージルーム。 |
5cmの人工芝が敷かれた調整室。結構広い。 |
トルシエ階段へ
有名なトルシエ階段からピッチに出るのですが、まずはロッカールーム・調整室から続く有名な階段を降りてピッチのエントランス部分に行きます。
この場所はレッズ戦はもちろん代表戦でも何度もご覧になっている方が多いでしょう。下の写真は右側でホームチームが降りてきます。左にも階段があってそちらはアウェイチームが降りてきます。もちろん、同じ作りになっているのでロッカールームもお風呂もあります。
かなり広いこのエリアをよく見ると、サッカー日本代表の歴代監督、岡田武史、フィリップ・トルシエ、ジーコ、ザッケローニのサイン色紙が、額に入れられて大事に展示されています。
両側に選手たちが降りる階段のあるRの中央部分には、レッズサポにとっては忘れられないACLを獲った日−2007年11月14日の対セパハン戦の優勝記念プレートが飾ってあります。永井雄一郎選手と阿部勇樹選手の得点で勝利しました。メンバーを見る2017年も浦和で現役を続けているのは平川忠亮選手のみ。ドイツに渡って大活躍している選手、他チームで現役を続けている選手やさいたま市の市議会議員になった選手もいます。
レッズ戦や代表戦で何度も見たことがある階段。 ホームチームはここから降りてきます。 同様の階段が左にもあってそっちはアウェイチーム用。 |
振り返るとこんな広さがあります。 奥に見えるのが通称「トルシエ階段」。 |
工事中視察に訪れたフィリップ・トルシエ監督に「2mじゃ狭すぎる」と言われて2倍の4mにしたのだそうです。 それで「トルシエ階段」。代表戦時は青になります。 |
階段エントランスの支柱の壁には日本代表監督や 有名選手のサインがあります。 ジーコもザッケローニもあります。 是非ツアーに参加して確認してみてください。 |
トルシエのはトルシエ階段の横手にありました。 |
こんなのもあります。 2007年にACLチャンピオンになったときの記念プレート。 |
ピッチからVIP席へ
トルシエ階段を登ってピッチに上がると、ワーッと一気に視界が開けてちょっと感動します。
埼玉スタジアムはとても良いサッカー専用スタジアムなのですが、ダメな点が三点あります。その内の一つ目が、下の写真にあるとおり、ピッチと観客席の間に2mくらいのお堀が掘られていることなんです。
「フーリガン対策」とか言って役人が暗躍した記憶しかありません。当時、ヨーロッパのフーリガンの悪いとところばかり喧伝されていて役人の頭におかしな先入観がインプットされてしまったようです。「ピッチと客席をこれくらい開けておけば、ピッチになだれ込む客はいないだろう」という考えなんですね。おかげでスタンドとピッチの距離が不必要に遠くなってしまいました。
ちなみに埼玉スタジアムのダメな点の二つ目は、ゴール裏に屋根がないこと、三つ目は1階スタンドの傾斜が緩やかすぎることでしょうか。
埼玉スタジアムのピッチ。 正確に言うと手前数メートルは人工芝だそうです。 |
ピッチと観客席を隔てるお堀。2mくらいあるかな。 いつも思うけど、これ余計ですよね。 |
ベンチ。埼スタのベンチはピッチより階段4段分低くなっています。代表戦時には青椅子が用意されるとか。 ヒーター付きだそうです。 |
ピッチと観客席に架けられた橋を渡ってVIP席へ。 |
上は大会の決勝戦等で表彰が行われます。 ルヴァン杯を掲げた場所でもありますね。 |
一際豪華なVIP席。 |
更にその上に貴賓席があります。 皇族とか対戦国の首脳が座る場所です。 |
この場所にこんな感じで座席を並べるんだそうです。 |
貴賓室
賓客をもてなす貴賓室。和のテイストで内装が施さています。 |
天井のライトが埼スタの屋根と同じ形になっているのがわかります。 |
貴賓室の手前にあるレセプションルーム。 専用の厨房も用意されています。 |
こんな写真が多数展示してありました。 |
実況席へ
実況席等はいつでも入れるわけではありません。この日を選んで良かった。
エスカレーターは初めて乗りました。登った先がそのエリアです。実況席はメインスタンド側にあります。バックスタンドから見ると1階席と2階席の間に観戦できそうなエリアが帯になってあるのが確認できると思いますが、その部分です。実況席の両端がビューボックスですね。
記者さんたちの場所はエスカレーターを登った先にあります。 |
プレス関係者さんたちのラウンジ。右手奥に実況席があります。 |
テレビ埼玉の実況放送室。 |
これはテレ玉のお隣にあったスカパーの実況席。 |
ガラス張りは、左右つながっているんですね。 |
ビューボックス
実況席のお隣にあるビューボックスは、ストックホルムとかセント・デニスとか都市の名前が付いています。 |
スペシャルコースは10名で50万円だとか。 メニューは全16種で専任のバトラー付きだそうです。 |
左側に並んだドアがビューボックス。 |
ビューボックスを出るとボックスの専用観覧席があります。 |
ボールルーム
ツアーの最後は記者会見等が行われるボールルームで簡単なアンケートに答えます。 |
ちょっとしたお土産をもらって終了。 この日は暑かったのでパピコをいただきました。 |