イイナパーク川口(赤山歴史自然公園)(川口市) 川口ハイウェイオアシス
首都高初のハイウェイオアシス
左奥がレストラン(の飲食スペース) 右手が売店、中央のUFOみたいな円形がカフェと売店レジ。 |
屋内遊び場「ASOBooN」。 有料です。 |
イイナパークの芝生広場から見たハイウェイオアシス。 見えているのはレストラン・カフェ・売店がある棟。 |
首都高の駐車場側から見たハイウェイオアシス。 左がレストラン・カフェ・売店のある棟、右の手前がトイレと休憩所、右の奥が屋内遊び場「ASOBooN」。 |
「川口ハイウェイオアシス」は首都高初のハイウェイオアシスです。
ところで「ハイウェイオアシス」って?
Wikipedia等によると「高速道路のSAやPAに連結されている道路区域外の都市公園や地域振興施設などの呼称」だそうです。
「イイナパーク川口」の場合は、公園の一施設として公園から自由に行き来できる高速道路のパーキングエリアが作られた、くらいの認識でしょうか。
芝生広場の奥にハイウェイオアシスに向かう階段とスロープが設置されています。
川口ハイウェイオアシスには、小学生以下専用の屋内遊び場「ASOBooN(アソブーン)」、レストラン、カフェ、売店、無料の休憩施設、集会室、展望デッキ(ビューテラス)、トイレがあります。
ハイウェイオアシスの外観だけ見ると、大きな黒っぽい積み木みたいな直方体の建物が3つ並ぶなかなか味気ない施設に見えます。
「川口めぐりの森」寄りの建物にレストランとカフェと売店が入り、並んだ建物に「ASOBooN」だけが入って、「ASOBooN」とL字型を構成するもう一つにトイレと休憩所と集会室が入りました。
どの建物も見える側は、ほぼ全面ガラス張りです。
レストランカフェと「ASOBooN」の間の空間に、屋根と公園の芝生広場に突き出たデッキがあってテーブル席がいくつも並んでいるので、かなり気持ちの良い場所かも知れません。
レストラン・カフェ・売店
レストラン・カフェ・売店が入っている棟。 |
レストラン・カフェ・売店があるのは、上に掲載した写真の建物です。
首都高の駐車場から見ると左側、イイナパーク側から見ると右にあるガラス張りの建物です。
入るとまず右手方面に売店があり、正面手前にはUFOみたいな?カフェ&売店レジがあり、左手奥にレストランの飲食席が見えてきます。
発想が貧困なのでUFOに見えますが、これは大樹をイメージしたのだそうです。失礼しました。
左奥がレストラン(の飲食スペース) 右手が売店、中央のUFOみたいな円形がカフェと売店レジ。 |
ざっくりイメージを書いちゃうと、お土産物店のあるのフードコートという感じでしょうか。
レストランは券売機で食券を買って該当店(2022年11月現在2店舗)で受け取り、カフェはカフェというよりコーヒースタンドで売店のレジに並んだカウンターで注文して受け取りします。
2023年1月現在、営業しているレストランは2店舗。定食屋さんとラーメンからうどん・そばまで扱う麺屋さんです。
お値段は700円〜1000円ちょっとくらいまで。割とリーズナブルかも知れません。食べてないので味はわかりませんが。
カフェでは飲み物の他パスタも扱っています。850円でした。猿田彦珈琲が監修したというコーヒーとソフトクリームが味わえます。
- 営業時間
- 7:00〜21:00(レストランはL.O20:30)
- 座席数
- 約100席
大樹をイメージしたカウンターのカフェ。 |
カフェカウンターの隣にあるレストランの券売機。 |
レストランのメニュー。奥にレストランの飲食スペース。 この右手に券売機があります。 |
レストランの飲食スペース。 |
どちらも、奥にあるテーブル席かテラス等でいただけます。
カフェと聞いて、ぼくは素敵な内観とか想像して訪問したのですが違いましたね。ここはちょっとガッカリしたかな。
ただし、個人的にはその分は売店が補ってあまりありました。品揃えが素晴らしいんです。素敵すぎる。
11月時点のラインナップを書いちゃうと、「サイボクハム」、「加藤牧場」のスイーツ各種、久喜の「高砂製菓」、八潮「菊水堂」のポテチ、「花園フォレスト」のスイーツ各種、川越さつまいも、深谷ねぎ等々、さながら埼玉オールスターといった風情です。
売店。 |
売店にある埼玉のお土産。 |
売店。 |
売店の奥には、パン・サンドイッチやお弁当・おにぎりを売っています。
レストランカフェの飲食スペースはそれほど広くないので、お弁当やサンドイッチを買って休憩所とか外のテラスで食べるのも良いですね。
ぼくが訪問したのは2022年11月末の平日でしたが、レストランは結構混雑していたので売店で「メンチドッグ 280円(税込)」と「おからドーナツ 100円(税込)」を買って、向かいの建物にある休憩所で食べました。
売店レジとカフェ。右に総菜売り場。 |
メンチドッグを買いました。 |
メンチドッグ 280円(税込) |
おからドーナツ 100円(税込) |
同じことを考えている人たちが結構多かったみたいです。
天気が良くて暖かい頃なら、公園に突き出たデッキで食べるのも気持ち良いかもしれません。
売店は、他に日光名物、宇都宮玉ちゃん餃子等々の東北道厳選お土産までもありました。
個人的に一番ツボだったのは、首都高の横断幕のビニールを使ったトートバッグでした。いつまで置いてあるかわかりませんが。
首都高の横断幕のビニールを使ったトートバッグ。 いつまで販売しているか不明。 |
入口の左側にある川口の鋳物展示。 |
休憩所とトイレ
左の入口が無料の休憩所、右にトイレ。 もちろんつながっています。 |
休憩所。 円形テーブルに椅子が4個。 間隔が広くて安心できます。 ここでメンチドッグとおからドーナツを食べました。 |
上の写真とは反対側から。 右奥がトイレです。 |
屋内遊び場「ASOBooN」
「ASOBooN」のある建物。 |
横には公園へ向かうスロープが設置されています。 |
屋内遊び場「ASOBooN」は有料です。遊び場が有料w。とてもワクワクする施設ではありますが。
ぼくは中に入っていないので詳細は解説できませんが、「ボーネルンド」という会社がプロデュースしたそうです。屋内なので、当然雨でも平気。
この会社は、玩具の輸入・開発・販売を初め、全国各地で遊び場を作ったり運営したりしている会社で、感度の高いママ・パパにはよく知られた会社みたい。
中は、いろんな三輪車に乗れるエリアや大型複合遊具のエリア、キャンプ場みたいなエリア、橋の展望デッキみたいなエリア、1歳半までの赤ちゃんが遊べるエリア等の7つの色分けされたエリアに分かれていて、外には水遊びができるエリアまであります。
ぼくが訪問したのは平日でしたが、たくさんの親子が楽しんでいました。
利用料金は、大人1名と子ども1名が基本で1,500円。追加料金は大人1名が900円子ども1名が600円。
夫婦と子ども2名なら3,000円ということですね……。
- 営業時間
- 平日 10:00〜17:00
- 土日・祝祭日 10:00〜18:00
- 定休日
- 火曜日(GW、お盆、年末年始等、臨時営業・休業あり)
- 利用料
- 1,500円(子ども1名+大人1名)
- 追加人数 子ども1名900円、大人1名600円
- 大人1名に対して子どもは3名まで
- 6ヶ月未満の子どもは追加料金無料
- 追加人数 子ども1名900円、大人1名600円
- 利用時間
- 平日 時間無制限(再入場可)
- 土日・祝祭日 2時間30分(再入場不可)
- 混雑時は入場制限・時間制限をかける場合あり。事前にオフィシャルサイト等で確認
- 土日・祝祭日 2時間30分(再入場不可)
受付用のタブレット。 |
遊び場。 ずっと奥に続いています。 |
公園と直結 川口ハイウェイオアシス
川口ハイウェイオアシスとイイナパーク川口の接点付近を、をいろんな角度から撮影してみました。
左がASOBooN、右がトイレと休憩所。 |
公園側に突き出たデッキから。 |
ハイウェイオアシスの駐車場側から。 屋根の向こうに公園の芝生広場に突き出たデッキがあります。 |
上の写真の更に遠目から。 |
イイナパーク川口の芝生広場から見た「川口ハイウェイオアシス」 レストラン・カフェ・売店のある建物。 |
公園に突き出たデッキ。 |
デッキからの眺望。 右に見えている建物が「歴史自然資料館」です。 |
上の写真から少しだけ左にパンしたところ。 ほぼ正面に「フワフワドーム」があります。 |
更に左にパンしたところ。 左に「川口市めぐりの森」が見えています。 |
芝生広場から見た。 ASOBooNは大きいですね。 |
階段でも公園と行き来できます。 階段の右に見えている看板は園内あちこちにあります。 公園側の駐車場利用は午前9時から午後6時までです。 それを過ぎると施錠されて出庫できなくなります。 首都高側はもちろんそんなことありませんが。 |
ハイウェイオアシスのデッキから公園の芝生広場へ降りる階段。 |
川口ハイウェイオアシスの一般道からの駐車場(東門駐車場) 17台しか停められません。ここは避けた方が良いと思う。 |
首都高の駐車場。 |
イイナパーク川口(赤山歴史自然公園) 園内地図
イイナパーク川口(赤山歴史自然公園) 園内地図 |
アクセス・駐車場など
- 埼玉高速鉄道
- 「新井宿駅」2番出口下車 徒歩約15分
- バス
- コミュニティバス「みんななかまバス」 戸塚・安行循環(1日7便) 「新井宿駅」から「門下町バス停」下車 徒歩約7分
- 園内駐車場(無料)(9:00〜18:00)
- 正門駐車場 小型車71台(軽専用3台)、障碍者専用2台
- 東門駐車場 小型車17台(軽専用1台)、障碍者専用1台
- 東門駐車場はハイウェイオアシス直結ですが、軽自動車と障碍者専用を含めて18台しかないので要注意です。道路の突き当りが東門駐車場なので満杯だと結構面倒です。 東門駐車場はもっと大規模になる予定でしたが、用地買収に手間取っているようで代替措置として園外駐車場が用意されました。今後どうなるか不明です。
- 東門駐車場 小型車17台(軽専用1台)、障碍者専用1台
- 園外駐車場(無料)(9:00〜18:00)
- 3ヶ所合計249台(大型車5台、小型車244台)
- 上の案内図の「正門」の左の赤い囲み、「正門」の右端の赤い囲み、「東門」の下の赤い囲みが園外駐車場です。
- 首都高側駐車場(無料)(首都高利用者のみです)
- 普通車244台
- 障碍者専用5台
- 大型車43台
- 障碍者専用5台