水子貝塚公園(富士見市) 復元竪穴住居
5棟の復元住居
一番奥にある6号住居跡から2号方面を見ています。 |
「水子貝塚公園」の復元竪穴住居は全部で5棟あります。
正門から入って左方面の園路を進んで一番最初に出会うのが「復元住居(2号住居跡)」です。
更に進むと骨組み…というか棒が立っているだけの住居跡が2か所あって、1号住居跡、15号住居跡、17号住居跡、6号住居跡と順番に並んでいます。
復元住居があるのは、広い芝生広場の南西部にあたります。
事務所にお願いすればどれも中を見学できるそうですが、常時中を見られるようになっているのは「15号住居跡」のみです。
2号住居
普段は入口は封鎖されています。 |
正門から入って資料館や展示館を左手に見ながら園路を歩くと、一番最初に見えてくるのが「2号住居跡」です。
どれも似たようなフォルムなので違いはわかりにくいかもしれませんが、以下、順番に復元住居を掲載していきます。
下の画像は2号住居跡の内部です。竹の格子が立てかけてあって中に入れないので、隙間にレンズを入れて撮影しました。ストロボは使っていません。
復元住居跡の中は暗いです。RAWで撮影して加工してやっと内部が見えてきました。
隙間から中を撮影しました。 |
2号復元住居 説明板。 |
15号住居
15号住居は常時中に入れます。 |
15号住居跡のみ常時入出可能な状態になっています。
15号住居跡は正門から園路を歩いて2番目(3番目)の建物で、中には縄文人の家族の人形が展示されています。
住居の中は土間で、木の実?が入った器と籐製?のカゴがあり、その後ろに魚等の食料が並べられています。
人の姿は5名。いずれも女性みたいで、赤ん坊の世話をする人、煮炊きする人、髪を結う人結われる人、と当時の生活の一コマを切り取ったようなリアルな展示です。
100円で購入したA5版くらいの資料には槍か釣り竿のような棒を担いで狩りに出かける男性像が写っていますが、2018年11月に訪問した時は「資料館」に展示されていました。
15号住居跡は結構広く30畳くらいもあるそうで、当時の住居としてはやや大きめなんだそうです。
竪穴式住居は夏は涼しく冬は暖かいそうで、ぼくら現代人が想像するよりもずっと過ごしやすかったみたいですね。
中は想像するよりずっと広い。 |
入り口付近もしっかりしています。 |
わらぶき。 |
15号復元住居 説明板 |
1号住居
1号復元住居 説明板 |
17号住居
17号復元住居 説明板 |
6号住居
6号復元住居 説明板 |
復元住居 骨組みのみ
芝生広場の一角
展望台の上から見ました。 |
水子貝塚公園 園内地図
水子貝塚公園 園内地図。 100円で購入した資料のスキャンです。 資料自体が古いので南の駐車場の記載がありません。 下に置いたバス案内の方が2018年現在に近いです。 |
水子貝塚公園 利用案内
- 開園時間
- 9:00〜18:00(4月1日〜9月30日)
- 9:00〜17:00(10月1日〜3月31日)
- 休園日
- なし
- 入園料
- 無料
資料館・展示館 利用案内
- 開園時間
- 9:00〜17:00
- 休館日
- 月曜日(祝日を除く)・祝日の翌日・年末年始
- 入館料
- 無料
- 体験学習開催
- 野外映画会、土器づくり、まが玉づくり、火起こし、など
アクセスその他
- 電車
- 東武東上線「みずほ台駅」東口下車 徒歩約17分(約1.4km)
- バス
- 東武東上線「みずほ台駅」東口発「富士見市役所・ららぽーと富士見行き「市内循環バス」乗車(5分程度) 「水子貝塚公園」下車 目の前
- 東武東上線「志木駅」東口発【志25「ららぽーと富士見」行き】または【志21「下南畑・富士見高校」行き】「東武バス」乗車(15分程度) 「貝塚公園入口」停留所下車 徒歩2分
- クルマ
- 関越自動車道「所沢IC」から約5.6km
- 駐車場
- 2ヶ所 68台くらい(正門側 約20台、南門側 48台)
水子貝塚公園 バス案内
最後に「水子貝塚資料館」に掲示してあったバス路線に関する画像を貼っておきます。
上に置いた公園の案内図はかなり古いです。直下に置いた園内地図の方が、南門に近い駐車場もちゃんと書いてありますし、こちらの方が現状に即しているかもしれません。
以下3枚のバス案内は、あくまでも2018年11月現在のものです。変更になることもあるかもしれませんので、ご理解いただいてご利用お願いします。
水子貝塚公園 交通案内図 この地図が一番新しいみたいです。 |
水子貝塚公園 東武バス 路線図 時刻表 |
水子貝塚公園 富士見市内循環バス 路線図 時刻表 |