伊佐沼公園(川越市) 大賀蓮(古代蓮)
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伊佐沼の北岸に
これだけiPhoneで撮影しています。 |
伊佐沼の古代蓮は、伊佐沼公園正面の駐車場から北方面へ350メートルくらい進んだ沼の北側の岸にあります。
平成24年ころから整備がはじまって古代蓮の田(畑?)に金属製のL字型のデッキが通され、鑑賞がとてもしやすくなりました。
ネットの受け売りですが、こちらの古代蓮は「伊佐沼の蓮を咲かそう会」という団体が復活させたそうです。伊佐沼周辺の方々を中心としたボランティアの組織で100名以上もいらっしゃるとか。
伊佐沼の水は毎年冬場にはかなり少なくなっているのですが、沼が水で満たされる前の春先、蓮が植えられていない新しい場所に植え付けて現在の広さの蓮畑となりました。そんな活動をもう20年以上続けて来られて、2016年2月8日には「第17回彩の国埼玉環境大賞」の優秀賞も受賞されました。
下に置いたグーグルマップで、沼の北側に皆さんの努力の結果が確認できると思います。
行田よりも規模は小さいですが立派な古代蓮です。こちらの古代蓮は、1951年(昭和26年)千葉市検見川にある東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)の落合遺跡で発掘された2000年以上前の古代の蓮の実を発芽させ開花した大賀蓮です。
大賀蓮は植物学者で蓮の権威であった大賀一郎氏(当時・関東学院大学非常勤講師)に由来します。
落合遺跡の発掘品の中に蓮の果托(果托とは花が終わったあとの雌しべのことで、蓮の場合はあのラッパみたいなヤツです。蓮コラによく使われていますよね)を発見した大賀氏は、きっと実もあるだろうと遺跡の発掘調査をしたのだそうです。こうして発見したのが3粒の実でした。
これら3粒の発芽を試みたのですが2粒は発芽しませんでした。しかし、残された最後の1粒が見事発芽し順調に生育しピンクの大輪の花をつけたというドラマチックな物語が残されています。
この1粒を元に全国に広まりました。当サイトで紹介している「古河公方公園」にも大賀蓮の池があります。
2018年7月1日に初めて撮影にでかけたのですが、前の週に行田の古代蓮が満開一歩手前という情報をつかんでいたので、それなら伊佐沼は満開だろうと思ったのが間違いでした。
ご覧のとおり少し早かったようです。花は難しいです。
2週間後リベンジしました! 7月15日の画像
L字型のデッキ
伊佐沼公園側のデッキ入り口です。 |
L字型の角部分。ちょっと広くなっています。 これだけ7月15日の撮影。 |
L字型の伊佐沼公園側とは反対側の入り口です。 正面に伊佐沼公園が見えています。 |
ちょっと早かった……
右手の四角いビルは埼玉医科大学の病院です。 |
つぼみがたくさん確認いただけると思います。 見頃には一週間くらい早かったでしょうか。 |
2週間後にリベンジ!
7月1日の撮影があまりに残念で悔しく、2週間後の7月15日にリベンジしました(笑)。
7月15日はご覧のように蓮の花は見事に揃って見頃でした。
しかし、L字型のデッキに囲まれた北の岸あたりには15日でも蕾がたくさんありました。ですので、まだまだ見頃は続くと思います。8月に入っても大丈夫ではないかと思います。
伊佐沼の古代蓮は蓮を見下ろすように金属製のデッキが通されているのでとても見やすいです。オススメです!
こちら側が北の岸です。 つぼみがたくさんあるのがわかりますよね? |
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ご利用のみなさまへ 注意事項 |
アクセスほか
- 電車
- JR南古谷駅下車 徒歩約32分(約2.6km)
- JR・東武川越駅下車 徒歩約46分(約3.7km)
- クルマ
- 関越道川越ICから車で20分
- 国道16号「伊佐沼交差点」からすぐ
- 駐車場
- 2ヶ所 約200台
- バス
- 西武新宿線「本川越駅」 、東武東上線・JR「川越駅」東口より西武バス「川越グリーンパーク行」乗車「伊佐沼冒険の森」バス停 下車 徒歩5分(このバスには「川越駅東口バス停」からも乗車できます)
- 東武東上線・JR「川越駅」東口より 東武バス「上尾駅西口行き」「平方行き」「埼玉医大行き」「川越運動公園行き」のどれかに乗車 「伊佐沼入り口バス停」下車 徒歩約10分
- JR高崎線「上尾駅」西口より 東武バス「川越行き」乗車 「伊佐沼入り口」バス停 下車 徒歩約10分
- JR川越線「南古谷駅」より 川越シャトルバス(40系統)「東後楽園会館」バス停 下車 徒歩0分
- 東武東上線・JR「川越駅」東口より 東武バス「上尾駅西口行き」「平方行き」「埼玉医大行き」「川越運動公園行き」のどれかに乗車 「伊佐沼入り口バス停」下車 徒歩約10分