キヤッセ羽生(羽生市三田ヶ谷農林公園)(羽生市) ムジナモ市場
リニューアルした地場産品販売所
リニューアルしてスッキリ。 ムジナモ市場。 |
「キヤッセ羽生」の地場産品販売所「ムジナモ市場」が、2023年4月1日にリニューアルオープンしました。
写真の通り、駐車場側に出っ張って設営されていたファサードが撤去され、ガラスに貼り付けられていたシートが剥がされ、レストラン側にあった売店も撤去されて、全体的に明るく生まれ変わっています。
「ムジナモ市場」、以前はとても入りにくかったのでした。で、入ったら薄暗い。
薄暗いと雰囲気が悪く感じてしまうのです。
ファサードもガラスに貼り付けたシートも西日対策だったと思うのですが、それを差し引いてもせっかくガラス張りのお店になんてことしてるんだろう??と思ったものでした。
店内も整理されてスッキリとしました。
ファサードと軽食販売スタンドが無くなりました。 ムジナモ市場。 |
ただ、残念なことが2点。
ひとつは「第2農業物産館」の運用をやめてしまったこと。
2023年5月現在、「第2農業物産館」は「ガチャガチャコーナー」と称してガチャがズラッと並ぶスペースになりました。
二つ目が「ピルクル」の販売が終わってしまったこと。
店員さんに伺ったら「契約が終了しました」とのことでした。
日清ヨークの関東工場は羽生市内にあるわけですし、なんとか販売できないものでしょうか。今、ピルクルはかなり注目度が上がっているわけですし。
2024年春には、関東工場の製造ラインが増設されるというニュースもありました。目玉になりますよね?
もちろん、この程度のこと、とうに織り込み済みでしょうけど。
とても明るく清潔感のある店内。 |
さて、さいたま水族館に行かれた方ならピンときたかもしれませんが、「ムジナモ」とは羽生水郷公園(さいたま水族館)にある宝蔵寺沼に自生するとても珍しい水生食虫植物です。
2023年上半期のNHK朝ドラ「らんまん」のモデルとなった牧野富太郎が28歳の時に江戸川区で発見し命名したことでも知られています。
牧野富太郎の名を世界に知らしめた大発見であると同時に、それが原因で東京大学への出入りを禁止されたという苦いエピソードも。
本当に唯一無二の生物(食虫植物)なので、羽生市もチカラを入れていますが、いかんせん地味ですよね…。
「らんまん」がきっかけとなってもうちょっと知られるようになると良いのですが……。
それでも、こうして「地場産品販売所」にその植物の名前を付けて営業していることに意味があります。
ただの「地場産品販売所」ではなく「ムジナモ市場」。しっかりとした名前を付けることは本当に大切だと思います。
ムジナモ市場では、新鮮な野菜と地場産品と地酒と観賞魚、お土産等を販売しています。
明るく清潔で整然とした店内
正面は以前は売店があって閉鎖されていました。 左の出入り口は、以前はシートが張られて封鎖されていました。 |
導線がきっちりと作られたのも良かった。
封鎖されていたレストラン側の2ヶ所が入口で、ほとんどお客さんは手前を周遊して以前と変わらない奥のレジに辿り着くことになります。
かなりすっきりとした導線になりました。
POPも統一感があってとても見やすくなっています。
今まで見たことの無かった商品で嬉しかったのは「サイボクハム」とクラフトビール「COEDO」でしょうか。
嬉しい半面、サイボクとCOEDO、とうとうここまで来たか……、という感慨もあったりします。
「こぶし花ビール」撤退がホントに悔やまれます。
明るくすっきりとした店内。 レジ側から入口方面。 |
以前と変わらない場所にあるレジ。 奥は出口専用です。 |
商品いろいろ
ムジナモ市場 店内。 野菜が新鮮で美味そう。 |
ムジナモ市場 店内。 サイボクハムと自然豚。 |
ムジナモ市場 店内。 民芸品とムジナモグッズ。 |
ムジナモ市場 店内。 COEDOを売っています。 |
ムジナモ市場 店内。 金魚は羽生で養殖される特産品です。 |
お弁当・総菜コーナー。 「いがまんじゅう」もあります。 |
パン・菓子コーナー。 |
第2農業物産館
第2農業物産館。 2023年5月現在はガチャガチャコーナー。 |
第2農業物産館 店内。 ガチャがズラリと並んでいます。 |