多々良沼公園(館林市・邑楽町) 満開の藤の花(邑楽町)
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- 満開の藤の花(邑楽町)
- 浮島弁財天(邑楽町)
藤の花は邑楽町エリアの2ヶ所
多々良沼公園の藤は正確に書くと「邑楽町多々良沼公園」の敷地内にあります。
邑楽町多々良沼公園は多々良沼の東岸のちょっと突き出た半島部分にあり、一帯は「群馬県立多々良沼公園」ですが、半島の部分だけ邑楽町の管轄になっているようです。
邑楽町多々良沼公園には広大な芝生広場があり、芝生広場の北側に全長130メートルの藤棚があります。
藤棚は緩やかにS字を描いています。言葉で書いてもわかりにくいかも知れませんので、下にGoogleMapからの借り物画像を置いておきます。
画像の中央部分に緩やかにカーブする緑の帯が確認できると思います。それが藤棚です。
駐車場は左手で、右手に四阿があり、更に奥に進むと「浮島弁財天」へ続きます。
浮島弁財天には枝の張ったとても立派な一本藤がありました。花の付き方も半端ない、ものすごい藤です。
対照的に藤棚の方は少し残念でした。ぼくが訪問した日は、棚の端にはたくさんの藤が咲いていたのですが、棚の中央部分に垂れ下がっている藤が見られなかったのです。終わったのか、それとも??
ところで、少し気になったのが蜂です。130メートルの藤棚もいくらかいたようですが、浮島弁財天は藤棚の中も外も凄まじい蜂の羽音でした。ググったところ毎年のように蜂がやってきているようです。
この蜂はクマバチだそうです。最初はミツバチかと思いましたが、違いました。
これもネットの情報ですが、藤の花の花弁は非常に堅く、力のある蜂にしかこじ開けられないのだそうです。確かにクマバチは大きく、成長すると2cmを超える個体もあります。
ぼくが育った田舎では「クマンバチ」と呼んでいたように記憶しています。……いえ、ぼくの地方だと「クマンバチ」は「スズメバチ」のことだったかも知れません。
クマバチは人を襲うことはほとんどありません。羽音が大きいので獰猛と思われがちですが温厚だそうです。
また、オスには針がないので人を刺すことはありません。メスには毒針がありますが、巣があることを知らずに近づいたりちょっかいを出したりすると向かってくることがある程度のようです。
万が一刺されても大事に至ることはないそうですが、アナフィラキシーショックを引き起こすこともあるので、藤の花の近くで蜂の羽音を聞いたら念のため注意してください。
藤の花といえばクマバチと言われるくらいポピュラーみたいです。ほかの蜂をみかけることはあまりありません。注意してくださいね。
全長130メートルの藤棚
浮島弁財天前の1本藤
アクセス
- 電車
- 東武小泉線「成島駅」徒歩約13分 約1.0km(自然ふれあいエリア)
- 東武伊勢崎線「多々良駅」徒歩約19分 約1.5km(日向エリア)
- 東武小泉線「本中野駅」徒歩約23分 約1.8km(ガバ沼エリア)
- 東武伊勢崎線「多々良駅」徒歩約19分 約1.5km(日向エリア)
- バス
- 最寄りのバス停は、「県緑化センター南」、「障がい者総合支援センター前」、「鶉新田集会所前」、「成島町」、「松沼町」です。
- バス会社は、「矢島タクシー」「つつじ観光バス」
- クルマ
- 東北自動車道「館林IC」から約20分
- 東北自動車道「佐野藤岡IC」から20分
- 駐車場
- 10ヶ所、318台(無料)。体感的にはもっと可能。臨時もあります。
多々良沼公園 全体案内図
多々良沼公園 全体案内図 |
多々良沼公園 ウォーキングマップ |