花田苑(花田第六公園)・こしがや能楽堂 フォトギャラリー
入り口の長屋門から
廻遊式池泉庭園「花田苑」の入り口です。四角形の敷地の一角のトンガリ部分を三角に仕切って石を敷き詰め、ご覧のように「花田苑」と掘られた大きな石が置いてあります。このあたりはちょっとした広場になっていて、ボール遊びとかやっているお子さんもいらっしゃいました。でも、道路に面しているのでとても危ない。
門の両端にあるのは桜です。一番したに2000年に初めて撮影したときの写真を置いてありますが、その中に門の桜を撮影したものもあります。
右奥に見えるのが「長屋門」で、そちらが入り口です。2枚目に置いた写真が長屋門です。
廻遊式池泉庭園
廻遊式池泉庭園とは建物から眺めるだけでなく、実際に庭園に入って中を散策しながら次々と展開される景観を楽しむ庭園の形式なのだそうです。
ヨーロッパや中国の庭園はこの範疇にはいるそうですが、日本では枯山水の庭園のように建物内から眺める庭園が多かったようです。日本ではヨーロッパ等と違って、古くから建物内では履き物を脱ぐ習慣があったためと言われています。
もちろん、美しいものには近づいて見たいという欲求があります。平安時代でも貴族の広大な屋敷等には、池を備え園路を配した「回遊式」の庭園は存在したそうです。
しかし、本格的な「回遊式池泉庭園」が誕生したのは江戸時代に入ってからだそうす。江戸に大きな屋敷を構えた大名たちが挙って回遊式池泉庭園を築造しました。
代表的なものとしは「桂離宮」「偕楽園」「小石川後楽園」「兼六園」「後楽園(岡山)」等です。
こしがや能楽堂
こしがや能楽堂は内部の写真をたくさん掲載したページがありますので、そちらも併せてご利用ください。→「こしがや能楽堂」
こしがや能楽堂は花田苑とは別の入り口が用意されています。 中で繋がっているんですけどね。 |
こしがや能楽堂入り口。 |
庭園側の回廊から。大きな窓から庭園を眺めることができます。 |
道路側にこんな竹林がありました。 |
上に掲載した竹林を外の道路から眺めたところ。 |
2000年に撮影した写真
ここから下は2000年に撮影した写真を掲載します。
スマホで見るには大きさは気にならないかも知れませんが、パソコン画面だと随分と小さく見えるので元データを探したのですが、紛失していました。ですので、この大きさ(横400ピクセル、縦300ピクセル)です。
花田苑入り口。 立派な門の前に石碑があり、両側に立つ桜は満開でした。 同じ日に行った「権現堂桜堤」は7分程度だったのに。 奥に見える建物が「長屋門」です。 こちらで入場券を買ってください。 |
奥に見えるのが能楽堂。 入り口を入って右手に進むと、左手に見えてきます。 池には玉砂利の岸辺があります。ご覧のように島も二つ。 右手の島には燈篭が三基あります。 |
茶室。一般にも貸し出しています。 道具つきだと一日一万円程度ですね。 紅葉の頃のお茶会に呼ばれたい。 |
写真では見難いですが、中央部分の高い所に四阿があります。 そこから瀧が流れ落ち、池に注いでいます。立派な日本庭園だ。 |
木橋。左手に見える茶色の建物が茶室。 石橋はいくつもありますが、木橋はこれだけです。 その奥には船着場があって小さなはしけが舫っていました。 |
これが「こしがや能楽堂」の外観。 別途入場料は必要ありません。 心洗われる建物ですから、 是非中に入って見学して帰りましょう。 |
能舞台。実際使用されるのがいつかはわかりませんが。 稽古の真っ最中を、 失礼して建物の中から撮影させてもらいました。 一度見たいものです。 |
花田苑 案内図
花田苑・こしがや能楽堂 案内図(樹木の分布図) |
花田苑 入園案内
花田苑入園案内 |
アクセスその他
- 開園時間
- 4/1〜9/30−9:00〜17:00(土日祝19:00)
- 10/1〜3/31−9:00〜16:00
- いずれも入場券の発売は閉園1時間前まで。
- 10/1〜3/31−9:00〜16:00
- 休園
- 12月28日〜1月3日
- 入場料
- 大人:100円 未就学児は無料。小学生以下は成人の同伴が必要
- アクセス
- 越谷駅西口から朝日バス「花田・越谷市立図書館行き」乗車、花田苑入口バス停下車徒歩1分
- 南越谷駅・新越谷駅から朝日バス「花田・越谷市立図書館前行き」乗車、花田苑入口バス停下車徒歩1分
- 越谷駅東口から朝日バス「越谷市立病院・いきいき館・総合公園・増林地区センター行き」、「市立病院経由吉川団地行き」乗車、 越谷市立病院バス停下車徒歩10分
- 南越谷駅・新越谷駅から朝日バス「花田・越谷市立図書館前行き」乗車、花田苑入口バス停下車徒歩1分
- 駐車場
- 無料 かなりの台数があります。いつもガラガラ