所沢航空記念公園(所沢市) ロウバイ園
こんな施設があるよ
彩翔亭の東側に約100本
彩翔亭からの入口近くは良く咲いていました |
航空公園はとても広いので、桜や梅だけでなく園内にいろいろな花があります。
中でも1月から2月に黄色い花を付ける「ロウバイ」は珍しいかもしれません。
ロウバイとは漢字で「蝋梅」と表記することがあるので、「梅(バラ目バラ科サクラ属)」の一種かと思ったら全然違いました。
Wikipediaによれば、ロウバイは「クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属」なのだそうです。また、半透明でツヤのある花びらがまるで蝋細工のようであり、かつ臘月(ろうげつ:旧暦12月)に咲くことに因んで「ロウバイ」と名がついたとのことです。原産地は中国です。
ロウバイといえば「良い香り」と皆さんおっしゃいます。今回初めてと言って良いくらいマジマジとロウバイを見て、花の美しさよりも甘く良い香りに圧倒されました。風が強かったのにしっかりと甘い香りを漂わせていました。
航空公園のロウバイ園は「彩翔亭」の東側にあります。西武新宿線「航空公園駅」から歩くと、橋を渡って右手奥方面になります。
下に置いた公園案内図のほぼ中央にある「放送塔」の右下あたりがロウバイ園です。
東西に約60メートル、南北20メートルくらいのロウバイ園に、全部で約100本のロウバイがあるそうです。
彩翔亭側 |
航空公園のロウバイは2種類
ロウバイ園の案内看板 |
ロウバイ属には全部で5種ありますが、航空公園のロウバイ園には「ソシンロウバイ」と「マンゲツロウバイ」の2種類があるそうです。
ロウバイは中心部の花弁が暗紫色だそうです。しかし、こちらのロウバイ園では目立って花弁が暗紫色の花は見当たりませんでした。ぼくの見方が悪かったのかも知れませんが。
ぼくが訪問したのは2020年2月2日です。一部とてもたくさん花を付けた木がありましたが、全体では6分〜7分程度の咲き具合だったかもしれません。
上の説明板にあるどちらかの種類(たぶん、ソシンロウバイ)が先に開いて、どちらか(マンゲツロウバイ)が遅いのかもしれません。
説明板にあるように、自然交配で双方の特徴を受け継いで大きく育ったものもあるため判別が難しくなっているそうです。
彩翔亭側のロウバイ園入口から
こちらの入口から入ると右手に階段10段分くらいの高台があります。
彩翔亭を過ぎたところにあります 右手奥にちょっとした高台が |
高台から見た感じ |
高台から |
明らかにソシンロウバイですね。 |
高台から航空発祥記念館方面を |
正面奥が高台です 階段10段くらい |
左手の階段が高台 撮影地の背中側が奥になります |
放送塔側の入口
放送塔側の入口近くは咲き具合が今ひとつでした。
放送塔側の入口近くにはこんなベンチもあります |
所沢航空記念公園 園内案内図
所沢航空記念公園 園内案内図 |