茨城県自然博物館 地球の生いたち
地球の成り立ちから学ぶ
46億年前に地球が誕生してからの生物の進化を辿るブースで、恐竜や巨大古生物の標本がたくさんあるので、たぶんお子さんが一番喜ぶエリアだと思います。
見て回ると大地の変動とともに生物の移り変わりがわかるようになっています。
46億年の生命の歩みを映像で見ることもできます。ほかに「鉱物はどこでできるのか」「恐竜や古代生物」も大きなみどころです。
展示はまず岩石のできるところから始まります。地球を作っている岩石はいったいどんな場所でできるのでしょうか。その岩石の生成に地下のマグマがどんな役割を果たしているのか、じっくりと見学しましょう。
海で誕生した生命は、約4億年前に陸地へと進出を始めます。原始的なシダ類から始まって、やがて肺呼吸が可能な動物が陸上に現れます。そして一部が両生類へと進化します。
鉱物の生成から生物が上陸し、恐竜が誕生するまでをじっくりと見学しましょう。
恐竜がいっぱい!
このブースの奥には恐竜の化石がいっぱいです。
展示されている骨格標本は、「ティラノサウルス」「コリトサウルス」「プテラノドン」「ランベオサウルス」「エウオプロケファルス」などです。すべて複製ですが、大迫力の恐竜たちを堪能してください。
角にはサメのような大きな顎の骨格標本があります。
これは「カルカロドン」または「メガロドン」と呼ばれる巨大なサメで、主に新生代中新世から鮮新世の暖かい海に生息していたのだそうです。クジラなどの哺乳類も食べていたようです。
この巨大サメは顎の大きさから推測して全長約15メートルもあったと言われています。すぐ横に現在のホオジロサメの顎があるので比べてみると面白いかもしれません。
そして、新生代になると哺乳類がゆっくりと進化していきます。四足歩行から二足歩行へと進化する過程もご覧ください。
超巨大なメガロドンの顎。 |
第2展示室から第3展示室へ
第2展示室から第3展示室へ向かうところには、巨大なサメやアンコウなどの模型がぶら下がっています。