茨城県自然博物館 水の広場

撮影日 2016.8.12

噴水から中流

茨城県自然博物館 水の広場(水遊び)
自然発見工房方面から進むとこんな噴水にあたります。

茨城県自然博物館の「水の広場」は、当サイトで紹介している水遊び場の中でも1番か2番か、もし勝手にランキングを作ったとしたらかなり上位にランクされる、すばらしい水遊び場です。

一番目につく水の出口が噴水になっています。これがキャッチーでまず子どもたちの目を引きます。子どもたちは噴水大好きですからね(笑)。ワーワーキャーヤー、子どもたちは大歓声です。

噴水が水路の頂上部分になっています。噴水の周囲はほとんど水が貯まらず水路を下に流れていきます。流れ降りる水路は1.5メートルくらいの幅で最初は1本ですが、すぐに幅の狭い(50センチくらい?)の2本に分かれます。

2本の細い水路に分かれた水は樹木が茂るあたりで、急坂で滝に近いような感じで落ちます。ここは滑りやすいので注意してください。もちろん、滑らないように斜面に丸太状の長い棒を階段のように流れとは直角に埋め込んであるので注意していれば大丈夫です。水路はこの棒がないので水の滑り台みたいに滑ることも可能。少し痛いかな。

急坂を流れ落ちた水はまた2本に分かれます。この中州のようなところがいいんですね。中州に立つと自分の両脇を水が勢いよく流れていきます。

そして最後が中央部が少し高くなった円形の水路です。円形の外部に排水口があって、そのあたりがこの水路では一番の深さがある部分です。それでも20センチくらいでしょうか。

写真をご覧いただくとわかりますが、この最後の円形部分に一番子どもたちが集まってきます。水遊び場の最初で最後の水たまりなので。やっぱり水が少しは貯まっている方がバシャバシャと楽しいですから。

茨城県自然博物館 水の広場(水遊び)
噴水から噴き出した水はご覧のように下流へ流れます。広い流域のどこでも水遊びが可能。
茨城県自然博物館 水の広場(水遊び)
日陰になるあたりから噴水を。
茨城県自然博物館 水の広場(水遊び)
上の写真の撮影位置から少ししたは階段状の滝になっています。

中流から下流

茨城県自然博物館 水の広場(水遊び)
上の写真の滝を上から最下流方面を見たもの。
茨城県自然博物館 水の広場(水遊び)
最下流の水たまりの手前から中流の滝方面を。
茨城県自然博物館 水の広場(水遊び)
最下流はご覧のような水たまりになっています。奥に排水施設。
茨城県自然博物館 水の広場(水遊び)
上の園路から見たところ。
茨城県自然博物館 水の広場(水遊び)
黒いワンピース水着を着た女の子の後ろあたりに排水口があります。このあたりは少し深い。

お休み処

茨城県自然博物館の水の広場がすばらしいのは、保護者のみなさんのこともちゃんと考えられているからです。

子どもたちが遊んでいるとき、親御さんたちは子どもたちを追いかけて水に入る人はいませんよね。お父さんお母さんに、おじいちゃんやおばあちゃんまでで、たった一人のお子さんを見ている必要もありません。

そういう保護者の方のために水遊び場の周囲にベンチがあります。記事のすぐ下の写真です。

そして流れの急坂の近くに、斜面を利用してかなり大規模な階段状のベンチが作られています。この場所は水遊び場を見渡せて、また日陰なので夏場は涼しくお子さんや親御さんを休ませてくれます。ベンチの下の写真です。

本当にすばらしい水遊び場です。

茨城県自然博物館 水の広場(水遊び)
中流あたりにあるベンチと椅子。
茨城県自然博物館 水の広場(水遊び)
滝のあたりは階段状になっているので座って休むことも可能です。

最後に、注意してほしいこと

公園の水遊び場はどこでも同じなので、みなさんご存じと思いますが、敢えて注意して欲しいことを最後に記しておきます。

プールではないので水を消毒していないか、消毒していていもたぶん循環させて使用しているので飲めるほどキレイではありません。ですので、絶対に飲んではいけません。

オムツをつけたまま利用してはいけません。最近は水遊び用オムツが発売されていますので、そちらを利用するようにしてください。

下に置いた「利用上の注意」の看板は、「茨城県自然博物館」のではありませんが、ある公園の水遊び場にあった注意喚起看板です。

どこの水遊び場も同じです。注意して利用しましょう。

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