大宮花の丘農林公苑(さいたま市西区・上尾市) サルビア
こんな施設があるよ
関東有数のサルビアの名所
「大宮花の丘農林公苑」は関東有数のサルビアの名所です。
開苑当時からサルビアで知られ、現在では約33,000株もあるそうです。品種は赤い花のボンファイアーと濃い青色のブルーサルビアの2種類です。
ブルーサルビアは珍しいみたいで、こちらのブルーサルビアを目当てにバスツアーが組まれるほどです。……ちょっと言い過ぎか、時期が似ているからか、巾着田の彼岸花とセットでツアーを組まれることが多いようです。
サルビアは初夏から秋まで長く咲く夏の花です。暑さに強い性質なので真夏の暑い昼最中も咲いているわけです。たぶん、真夏は見物客はいません。特に記録的に暑かった2018年なんて気象庁が「外に出るな」とアナウンスしたくらいですからね。健気なもんです。
大宮花の丘農林公苑のサルビアの見ごろは7月中旬から8月上旬と9月中旬から10月上旬です。なぜ、8月中旬から9月上旬が抜けているかというと、お盆明けに一度刈り込むからです。これはガーデニングでよく聞く「切り戻し」という手法です。
植物は上端の芽が下の芽よりも優先して成長しようとするのですが、枝や芽の先端を切り落とすと下の方の枝や芽が生長するんだそうです。
花が少なくなってきたり形が乱れてきたらこの「切り戻し」を行うと下が伸びて再び盛りが訪れます。大宮花の丘ではそれを8月中旬のお盆を過ぎたころに行うのですね。
冒頭の2枚は2006年9月3日に撮影したものです。ご覧の通り真っ赤でこれ以上ないくらいの見ごろですが、これは「切り戻し」の前ですよね。
今回は9月8日撮影で「切り戻し」をしてからどれくらいでしょう。3週間くらいでしょうか。で、ご覧のような(下の画像)開花具合です。
2006年の画像を蔵出ししたついでに当時はどのカメラだったか調べたら、初代のKissデジタルでした。キャノンが一般向けに初めて売り出したデジタル一眼レフですね。実は今でも持っています、書棚の奥底に。
9月8日が残念でならず、2週間後リベンジしました! 9月23日の画像
2018年(まだ早かった…)
ブルーサルビア
ブルーというよりパープルですよね。
2週間後にリベンジ!!
9月8日が残念でならず、2週間後の9月23日にリベンジしました。。
大宮花の丘 園内案内図
大宮花の丘 園内案内図 |
開苑時間、アクセス、駐車場他
- 開苑時間
- 夏時間(4月から9月)7:30〜19:00
- 冬時間(10月から3月)8:00〜18:00
- 電車
- JR川越線「日進駅」北口下車 徒歩約27分(約2.2km)
- JR高崎線「宮原駅」西口下車 徒歩約27分(約2.2km)
- バス
- JR高崎線「宮原駅」西口から東武バス「花の丘」行き乗車 終点下車(土曜日・日曜日のみ運行)
- JR高崎線「上尾駅」西口から上尾市内循環バスぐるっとくん「大谷循環(戸崎先回りまたは日産先回り)」乗車 「花の丘公苑」バス停下車
- JR高崎線他「大宮駅」西口から東武バス「平方」行き乗車 「清河寺」バス停下車 徒歩約20分
- JR高崎線「上尾駅」西口から上尾市内循環バスぐるっとくん「大谷循環(戸崎先回りまたは日産先回り)」乗車 「花の丘公苑」バス停下車
- クルマ
- 圏央道「桶川北本IC」から南へ約10km(クルマで約16分)
- 国道16号、17号「吉野町交差点」から南西へ約2.3km(クルマで約6分)
- 西大宮バイパス、新大宮バイパス「宮前IC」から北へ約2.4km(クルマで約5分)
- 国道16号、17号「吉野町交差点」から南西へ約2.3km(クルマで約6分)
- 駐車場
- 250台(無料)