ネーブルパーク(茨城県古河市) ねいぶる庵(蕎麦屋)

最終更新日 2018.7.28 撮影日 2018.7.14

高原リゾートのような佇まい

ネーブルパーク ねいぶる庵

「ネーブルパーク」にある蕎麦屋「ねいぶる庵」は、高原のリゾート地を思わせるような木のぬくもりが温かい素敵な蕎麦店です。

いつも「公園にある飲食店はダメなお店ばっかり。そのお店を目当てに公園へ行くような飲食店をなんで作らないか」と書いていますが、当店はそんな要求を満たしてくれる数少ない飲食店のひとつと言って良いと思います。

レビューを書くために古い写真を漁ったところ、「ねいぶる庵」のある建物自体は1999年にすでに存在していました。

当時から蕎麦屋だったかどうかわかりませんが、2001年に撮影した写真には「そば・うどん」の暖簾が写っていますので、もう20年以上営業されていらっしゃるかも知れません。

茨城県の公園はファミリー向けのリゾート地のような方向性を持っていると聞いたことがありますが、「ネーブルパーク」の発展を見ると頷けるものがあります。

ネーブルパーク ねいぶる庵

天ざると田舎そばを注文

ネーブルパーク ねいぶる庵
ネーブルパーク ねいぶる庵

何より公園全体がしっかりとメンテナンスされて維持されているのがすばらしい。

「ねいぶる庵」の建物もメンテナンスされて、新築かと思うほどキレイに保たれていました。この蕎麦屋さんならばここを目的にやってくるお客さんもいらっしゃることでしょう。

ぼくらは入り口の券売機で「天ざるそば 1000円」を二つと「田舎そば 750円」に「ビール 500円」を購入して奥の小上がりに座りました。

「田舎そば」は十割ではないそうですが少し太く黒みがかった蕎麦で、たぶん挽きぐるみを使っているのだと思います。

メニュー(券売機)

ネーブルパーク ねいぶる庵
ネーブルパーク ねいぶる庵

ぶつ切りで短い蕎麦

普通のそばだけじゃたぶんお腹いっぱいにならないと思うので、「田舎そば」をお願いしたんだけど、まさかこの田舎そばに「かき揚げ」が付いているとは思いませんでした。

とても美味しいかき揚げでした。でも、おかげで苦しいくらいお腹いっぱいになりました。

肝心の蕎麦ですが、普通の蕎麦は二八っぽい感じで細めですが、とても残念なことに短いんですね。

ぼくは自分で蕎麦を打たないのであんまり偉そうなことを書くと叱られそうですが、「手打ち蕎麦 短い」とかググると蕎麦打ちでよくある失敗のようでたくさんヒットします。

「水回し」のときの失敗か、「茹で方」が悪いのか、つなぎが少ないのか、蕎麦が乾燥しているのか、捏ね方に問題があるのか、時間をかけ過ぎているのか、打ち粉が少ないのか、いずれにしろいつもこれなら研鑽の余地がありそうです。

夏場ですから蕎麦の香りがしないのはしょうがないですが、短い蕎麦はとても残念でした。

ネーブルパーク ねいぶる庵
ネーブルパーク ねいぶる庵
ネーブルパーク ねいぶる庵

とても美味しい天ぷら

蕎麦はそんな感じでしたが、天ぷらはすばらしかったのです。

1000円の天ざるで海老が2尾。カラリと揚がってサクサクでした。

田舎についていたかき揚げもすばらしい出来でした。

せっかくのお店ですから蕎麦打ちも頑張ってほしいところです。

ネーブルパーク ねいぶる庵
ネーブルパーク ねいぶる庵
ネーブルパーク ねいぶる庵
ネーブルパーク ねいぶる庵

ネーブルパーク 園内案内図

ネーブルパーク 園内案内図
ネーブルパーク園内案内図

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